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G-1 グランプリ2023も開催決定!M-1からあぶれたベテラン芸人に再注目が

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「G-1グランプリ」公式サイトより

 近年、お笑い芸人のベテラン増加が激しく、そうした現象がフォーカスされることもしばしば。昨年、「M-1グランプリ2021」で優勝した錦鯉を筆頭に、ベテランブームがジワジワと来ていることは間違いない。

 ただ、ベテラン芸人たちは結成15年以内という「M-1グランプリ」への出場資格を失効してしまったコンビがほとんど……。そこで今年始まったのが「G-1グランプリ」だ。

 この賞レースは「メンバーの内1人でも、芸歴15年以上過ぎていたら参加できる」という規定。結成15年以内でありながらメンバーの芸歴が15年を過ぎていれば、M-1に出場しながらG-1にも出ることが可能なのだ。

 本大会の主催は島根さだよしし氏、「爆笑オンエアバトル」(NHK)で無双の強さを見せていた元ツインカムというコンビのコント師だ。2022年大会が今年4月10日に東京・烏山区民会館ホールで開催され、決勝には、エルシャラカーニ、アモーン、だーりんず、流れ星☆、や団、TOKYO COOL、なすなかにし、三拍子、磁石の9組が出場し、磁石が優勝を収めた。その様子は、本サイトでも筆者既報の通り。

 MCにおぼんこぼん、審査員に宮迫博之、渡辺正行、ノッチ(デンジャラス)、伊勢浩二(BOOMER)、長久弦の5人。テーマソングをASKAが担当し、ライブ運営をK-PROも協力するなど、注目の大会になった。打ち上げで「決勝をテレビに持って行きたい」と言っていた島根氏。実際に、テレビ東京系『ぴったり日曜チャップリン』でG-1グランプリの決勝進出者のネタが2週に渡ってオンエアされるなど、勢いは止まらない。

 2023年大会も開催となり、大会にプロデューサーとして元フジテレビ局員の明松功(かがりいさお)氏が就任したことと合わせて発表された。

 同大会の存在意義は大きく、これまでM-1参加資格を失ったベテランコンビたちは舞台への出演数も減り、その一方で若手芸人がどんどんテレビに出演していくのを、お笑い界の片隅からほそぼそと眺めざるを得なかったような環境から一変、緊張感を与えてくれている。

 結成15年過ぎてからも変わらずネタを研いでいたG-1 2022決勝進出者のエルシャラカーニは最近、再注目され、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)や他の番組にも出演している。漫才だけでなく山本しろう氏のカレー屋で店長をしている事や、銭湯で店長をしているプライベートな部分でも注目されているのだ。

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