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小室圭さん母・佳代さん新たな1600万金銭トラブルと紀子さまの悲痛な“花言葉”

今、公明党が解明すべきヒト、カネ、そしてセクハラ問題

 ところで、統一教会の信者になった娘を脱会させるのは至難である。だが、少ないが、入信して洗脳された娘を脱会させることに成功した例もある。

 文春で、脱会カウンセリングに長年携わってきたキリスト教関係者はこういっている。

「信者が脱会する決め手は、家族の愛情です。家族みんなが、こんなにも自分のことを考えてくれていたんだと知って、情に打たれる部分が大きい。統一教会で禁じられている“自分の頭で考える”ことができるようになるんです」

 自分の頭で考えられなくするのが統一教会の洗脳なら、それを元に戻し、自分で考えられるようにすることが、脱会の決め手になるようだ。

 だが、それまでには長い、いやになるほど長い時間がかかる。それに家族が耐えられるか。 

 脱会させるために会社を早期退職した父親もいると、文春が報じている。

 私のような無宗教な人間は、なぜそのような邪教に染まるのか、なぜ、霊感商法などできるのか、全く理解できない。洗脳されるというのは怖いことであると改めて思う。

 政治と宗教といえば、創価学会を支持母体に持つ公明党も、ここで一度、徹底的にヒト、カネについて解明されなければいけない。

 そうした危機感からだろう、たいして功績もない山口那津男を無風で異例の8期目代表に選んだ。

 今は人心一新より、守りを固めるという創価学会側の強い“意志”を感じる。

 先週号で、新潮と文春が報じた熊野正士参議院議員(57)のセクハラ問題だが、熊野議員には報道が事実であれば議員辞職勧告を出す、電話で山口代表と北側副代表が謝罪したことは認めたが、セクハラについては聞いていないと、いきなり新潮と文春を提訴したのである。

 怒った新潮と文春は、ならばこれを見ろと、被害女性が熊野に送ったLINEの文言を掲載している。

 新潮は、

「○○さん(被害女性が相談した学会の関係者=筆者注)から、大阪府本部の事務長に話が行き、北側副代表にも、肉体関係、結婚を求められているとの話が行っています。議員は辞めないといけないかもしれません」

 それに対して、熊野議員から、「本当に申し訳ありませんでした」という返事も来ている。

 熊野議員からセクハラと思えるLINEが何度も来たことは事実であろう。それを山口代表が知って謝ったのかどうかが、裁判の焦点になりそうだが、山口代表としては早く逃げたい心境ではないのだろうか。

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