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片岡仁左衛門、37歳下愛人と哀艶道行たる“ウォーキング不倫”

仲本工事の妻暴走に加藤茶の剣幕「お前のせいだからな」

 先週号で、仲本の妻・三代純歌(54)のインタビューをやった文春が、今週は「アイツの言うことは嘘ばかりですよ」と反駁し、だって「僕は純歌の愛人でした」と告白する男性を登場させた。

 週刊誌がよくやる手だが、当人にいいたいだけいわしておいて、次の号で、それをひっくり返す。推測するに、文春は、この告白内容はすでに握っていたに違いないと思う。

 純歌に、「今は会いたくて、残念で仕方ない」といわせておいて、それをすべてひっくり返す。彼女もこれが出たことを知ってあ然としたのではないだろうか。

 彼はもともと、仲本夫妻がやっている店の客だったという。

「純歌から『今度ご飯食べに行こ』と誘われたのがきっかけです。ピンクローズで飲んだ後、自由が丘駅近くのビジネスホテルで関係を持ちました。一泊二万円ぐらいで高かった(笑)。それからは、店が閉店するくらいに純歌から電話で呼ばれ、自由が丘駅前のバーで合流してからホテルに行ったりしていました」

 そのうち彼女は、店から10分ほどのところに家賃10万円台前半のマンションを借りたという。

 ホテル代節約のためで、1LDKで中央にベッドを置いたおしゃれな隠れ屋的な部屋だったという。

 純歌は、文春の直撃に、「家に入りきれない荷物を入れておくために借りた」物置部屋だといっているが、写真を見る限り、そうは見えない。

 件の男性にいわせると、ほかにも店の客やスタッフを誘い、仲本のいない時を見計らって男を連れ込み、店内に彼女のアエギ声が漏れてきたこともあったというのだ。

 その上、仲本もその“現場”を見てしまったことがあったが、「俺も年だからしょうがねえよ」と寂しそうにぼやいていたというのである。

「純歌さんと出会った〇六年頃は、まだ仲本さんも六十代で元気でした。でも、仲本さんが七十歳を過ぎたくらいから、純歌さんは周囲に『最近ないんだ……』とぼやき、バイアグラを欲しがっていたそうです。その頃から彼女の周りに男が増え始めました」(仲本夫妻と長年付き合いのあるB氏)

 彼女が釣りにはまったのは事実らしいが、周囲に、「新しい彼氏ができた」と語っていたそうだ。目黒より横浜のほうが釣りに行くのに便利だからといっていたのは、その愛人が横浜にいるからだろうともいわれていたようだ。

 文春は純歌に電話で直撃。

――仲本さん以外の男性と肉体関係にあった?

「ふふ。そんなのあるわけがないですよ」

――不貞関係は一切ない?

「はい」

 新潮は、純歌の仲本の病室や、親しい人間が集まった告別式の席での彼女の奇矯な姿を報じている。

 ICUベッドで仲本が横たわり、瀕死の時に純歌は、化粧をばっちり施し、仲本の手を握り、何かを訴えるような仕草をしている。だが、その視線はカメラのほうに向けられていたというのである。

 新潮は、夫の身を本当に案じているのなら、瀕死の状態にある夫のベッドの横で、カメラ目線で写真に納まる女性はいないと難じている。それだけではなく、彼女の取り巻き連中を次々に呼んでは、意識のない仲本の写真をバシャバシャ撮ったり、ツーショット写真まで撮っていたというのだ。

 そこに加藤茶(79)と高木ブー(89)もかけつけ、ICUから出てくると加藤は、「ダメかな」と肩を落としていたそうだ。

 だが、そこで会った純歌に加藤は詰め寄り、「仲本がこうなったのはお前のせいだからな! とんでもない女だ!」といったという。

 加藤夫妻は、純歌が目黒の家を出て行ったのは、釣り仲間の彼氏ができたからではないかと疑っていた。そこに新潮の記事が出て、「許せない!」となったそうだ。このことがなければ仲本が行く必要のない横浜へ行くこともなければ、事故に遭うこともなかったのに。そいう思いが爆発したそうだ。

 何十年も苦楽を共にしてきた仲間だから、仲本を蔑ろにした彼女のことが、許せなかったのだろうか。

 女性自身は、仲本が死去した翌日、遺体が運ばれた都内の斎場近くの焼肉屋に、取り巻き連中と現れた彼女は、仲本の事務所から預かった戒名料60万円の一部をネコババする密談を交わしていたと報じている。

 これが事実なら、彼女の取り巻き連中は「類は友を呼ぶ」の諺通り、常識を備えていない人間の集まりのようである。

 さらに驚くべきは、告別式で純歌のとった行動だったという。

 会場内では彼女と仲本のデュエット曲が流されていたが、いかりや長介の娘が、「仲本さんはドリフターズだよ」といい、参列者が持ってきていたドリフのCDに替え、『ドリフのズンドコ節』を大音量で流したという。

 花入れの時、純歌は仲本の顔に覆いかぶさるようにして、遺体の写真をバシャバシャ撮っていたそうだ。それに高木ブーの娘が怒り、きつい調子でやめるようにいい、「ご遺体は記憶の中に留めておくものだ」と注意したが、聞く耳を持たなかったという。

 加藤は高木とともに、会場内の椅子に座り、純歌には近寄ろうともせず、彼女のほうも参列者に、「最後に顔を見てやってください」という声もかけなかったそうだ。

 仲本が哀れだと思うのは、私が彼と年が近いからだけだろうか。

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