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小室圭さん、眞子さんの新婚旅行の行先と“未練”のシッポ

安倍昭恵さんの相続問題と手元に残るもの

 トップにいる人間が、在任中に自分の息子を側近につけるなど、一番やってはいけないことであろう。

 息子のほうも何をやっても親父の七光りだと思われるから、よほどのできた人間でないと、そうした目で見られることに耐えられず、ヨレてしまうことが多い。

 岸田首相の長男の翔太郎(31)もその一人かもしれない。

 慶應大学法学部から三井物産に入り、約6年で退社して親父の公設秘書になった。

 このとき親父は安倍政権の政調会長。だがその後、首相になり、息子を政務の首相秘書官に据えてしまったのだ。

 これには周囲も国民も驚いた。文春がいうように、小泉政権の飯島勲や安倍政権の今井尚哉が務めた要職である。

 それをほとんど経験もない息子にやらせるというのだから、公私混同というより、親バカといったほうがいい。

 自分の任期がそう長くないからと思って、箔をつけさせようとしたのかもしれないが、これも岸田人気を大いに下落させた。

 ではご当人は、どれほどの努力をしているのかと見てみれば秘書官になる前だが、女性記者たちに声をかけては、テキーラの一気飲みをさせていたというのである。

 そして、情報誌のFACTAが、翔太郎が民放の女性記者に情報を漏洩しているのではという疑惑を報じるなど、評判はあまり芳しくはないようである。

 支持率も上がらず、このまま行き倒れ政権になるとしたら、この息子の将来に暗雲が立ち込めるのではないか。

 他人事ながら、心配になる。

 

 さて、安倍元首相の未亡人、安倍昭恵(60)の話である。彼女が夫と住んでいた渋谷区富ヶ谷の三階建ての自宅マンションは、安倍の母親である洋子と安倍の兄・寛信の名義になっていて、昭恵には相続する権利がない、そのうち、姑の洋子に追い出されるのではないかという“憶測”は、安倍元首相が亡くなった時から囁かれていた。

 だが文春が調べたところによると、安倍が好きだった河口湖の近く、山梨県鳴沢村にある別荘も、昭恵には相続する権利がないというのである。

 しかも、安倍の死後、約4カ月後に義兄の寛信に「贈与」していたそうだ。この土地も、洋子が所有してきていて、隣接する別荘も、洋子と寛信が所有しているから、もともと昭恵には相続する権利がなかったようなのだ。

 2億円以上といわれる、安倍の政治資金も、残務整理や秘書、スタッフへの退職金などに充てられ、昭恵の懐に入るものではないようだ。

 では、この後昭恵はどうするのか?

 安倍家の関係者がこういっている。

「昭恵さんは、下関の晋三さんの自宅をガラス張りの記念館にして、安倍家の蔵を『古民家バーに改装したい』と言っていました。安倍家の墓参りをして、古民家バーに寄る、という“観光ルート”を作りたいと考えているようです。日本酒が大好きで、居酒屋経営も行ってきた昭恵さんらしい発想なのですが……」

 だが、安倍の墓と自宅は40キロ以上離れているから、車でなくては行き来できない。

 酒を呑むというのは現実的ではないようだが、昭恵は、ゆくゆくはそこで暮らす意向ではあるようだ。

 文春の取材に対して、「はい。そのように思っています」と答えている。

 柱の夫がいなくなれば、離れていく人も多いのだろう。寂しい思いをするなら、いっそ、安倍の暮らしたところで静かに暮らそう。そう考えているのかもしれない。

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