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『バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅』“ポスト蛭子”フット岩尾の存在感を上回る村井美樹のポンコツっぷり

カルビを食べて「ザブトン」と誤答する村井美樹

 鉄道チームの勝負弱さが最も表れたのは、2日目だった。

 朝7時45分にホテルを出発し、猪突猛進でゴールを目指そうとする村井。そろそろ10時になろうかというタイミングで、原西が尋ねた。

「頭の中で、お食事ってあります?」(原西)

 ブラック企業に勤める社員のように、朝食のタイミングを懇願する原西。

村井 「(次の)ミッションがもしかしたら食べ物ミッションの可能性かあるから」

原西 「わかりました。我々も人間なので、お腹も減りますので」

 食事しない村井の判断は正しかった。第4チェックポイントは、琵琶湖のほとりに佇む高級焼肉店だったのだ。ここでのミッションは、それぞれが出された焼肉を食べ、食べた肉がどの部位かを当てるクイズである。

 ここで、ことごとくバカ舌っぷりを露呈する鉄道チームの3人。ハラミを出されて「カルビ」と答えたり、ヒレを出されて「ロース」と答えるのは、まだ理解できる。問題は、カルビを出されたときの3人の回答だ。

原西 「カルビ」

村井 「ザブトン」

貴島 「ヒレ」

 回答がひどすぎる。さすがに、「ザブトン」はないだろう。あまりのボケ回答に、筆者は村井に座布団1枚あげたくなった。

 こんなふうに不正解を連発し、バスチームとの先頭争いに焦った村井は、我を忘れて店員さんに圧を掛ける。

「ドンドン、ドンドン焼きましょう! 次、焼いてます? ドンドン持ってきてくださいね。スピードアップしてドンドン」(村井)

「次、焼いてます?」と質問しているが、焼くのは村井の役目のはずだ。支離滅裂になり、彼女の悪いところが出てしまっている。

 3人の迷走は止まらず、このチェックポイントで鉄道チームはバスチームに追い抜かれてしまった。それどころか、傍から見ていて一生当たらなさそうなのだ。金魚すくい、抹茶、焼肉と、ミッションがダメダメな鉄道チーム。いや、ここまでポンコツチームだとは思わなかった……。

 スタッフも見るに見かねたのだろう。あまりに当たらないため、レバー、タン、シャトーブリアンと、露骨にサービス問題を出し始めるのだ。急にやさしい問題になる焼肉クイズ。これでも当たらなかったら、しまいにはミノあたりが出てきそう勢いである。

 事実、レバーを前に微妙なリアクションを見せる貴島。どうやら、彼女は悩んでいるようだ。

村井 「これは、よく見るアレですよ」

原西 「中華でもメジャーなのありますよね」

村井 「なんか、ニラなんかとねえ(笑)」

 やりたい放題の村井。連想ゲームだったら違反と判断されるようなアウトなヒントを出す彼女であった。

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