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四千頭身が「テレビから消えた」!? ぺこぱは今月レギュラー3本消滅

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四千頭身 WatanabeEntertainment 公式サイトより

 “お笑い第七世代”ブームで知名度を上げたお笑いトリオ・四千頭身。ネット上では、「最近、テレビで見ない」と指摘する声が増えているようだ。

 ワタナベエンターテインメントに所属する四千頭身は、都築拓紀、後藤拓実、石橋遼大で2016年に結成され、17年には『新しい波24』(フジテレビ)のレギュラーに抜てきされるなど、早々に実力を発揮。以降、テレビやライブなどで活躍している。

 しかし、今年に入り、ネット上では「四千頭身って最近見ないな、結構あの芸風好きなんだけどな」「四千頭身って、『有吉の壁』(日本テレビ系)でしか見ない。どうしたんだろう」といった声が増加。

 実際は『有吉の壁』以外にも、2020年4月にスタートした冠番組『おしえて!四千頭身』(北陸朝日放送)や、18年4月スタートのラジオ番組『四千ミルク』(FM FUJI)にレギュラー出演しているほか、今月からNetflixで配信開始したバラエティ番組『名アシスト有吉』に出演するなど露出は多く、メンバーもスタジオ収録や地方ロケ、お笑いライブ、広告撮影などで忙しくしているようだ。

 それなのに「最近、見ない」と言われてしまうのは、おそらくレギュラーを務めていた『お笑いG7サミット』(日本テレビ系)や『Do8』(フジテレビ系)などが終了し、“第七世代”としてフィーチャーされる場面がほぼなくなったことや、唯一の冠テレビ番組『おしえて!四千頭身』がローカル番組であることが要因と思われる。

 加えて、昨年4月からは都築がラジオ番組『サクラバシ919』(ラジオ大阪)でパーソナリティを務めているほか、今月放送の『バリバラ』(NHK Eテレ)にも都築がピンで出演したりと、個人仕事が充実していることも理由なのだろう。

 ただ、四千頭身としての存在感が薄くなりつつあるのは事実かもしれない。

 というのも、17年12月に開設したトリオの公式YouTubeチャンネルは、チャンネル登録者数63.7万人を誇るものの、最近は1万再生に届かない動画が目立つ。

 同チャンネルでは、今年に入り「見えないように扉の隙間をダッシュしろ」や「初見のアイテムを人生に欠かせないアイテムとしてプレゼンしてみた」と題した企画動画などを8本投稿しているが、そのうち「【検証】泥酔状態で書いた漫才はウケるのか!?」以外の7本は1万回再生に届いていないような状況だ(今月17日時点)。

 とはいえ、お笑い芸人のブームとは、終われば波が引くようにライトファンが離れ、熱心なファンが残るのは当然のこと。

 四千頭身と数々の番組で共演してきたぺこぱも、今月で冠深夜番組『ぺこぱポジティブNEWS』(テレビ朝日系)と『ぺこぱのオールナイトニッポン 0』(ニッポン放送)が相次いで終了。レギュラー出演していた『天才てれびくんhello,』(NHK Eテレ)内のドラマコーナーも今月2日放送回でやはり終了しており、ほかの第7世代芸人たちがこの状況に続く可能性もありそうだ。

 「テレビで見ない」と言われながらも、実は広く活躍している様子の四千頭身。YouTubeの人気復活にも期待したい。

 

 

仲宗根由紀子(エンタメ系ライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

なかそねゆきこ

最終更新:2023/03/20 20:00
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