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北山宏光がキスマイ「卒業」へ、超円満退所の裏にあの大先輩のサポートあり?

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キスマイ北山宏光

 ジャニーズ事務所に所属するキスマイことKis-My-Ft2から、メンバーの北山宏光が“卒業”し、事務所を退所することが正式に発表された。すでに「週刊文春」(文藝春秋)で報じられていた北山の退所だが、8月31日に事務所を去ることになる。

 俳優として実績を重ね、グループ内人気も高かった北山。キスマイにとっても、かなりの痛手となる。

「北山は藤ヶ谷太輔、玉森裕太と共にいわゆる“フロント”の3人で、キスマイの中で主要メンバー。最近では俳優業で人気を集め、新規ファンも多く獲得していた。『舞祭組』として活動していた千賀健永、宮田俊哉、横尾渉、二階堂高嗣の4人は仕事が比較的少ない状況で、特に横尾は結婚もしてファンがより少なくなりました。それでなくとも、北山はキスマイの中でもとりわけファンを“沼落ち”させると有名で、熱心なファンの多いメンバーだったので、脱退はグループとしてかなりのマイナスになるでしょう。今後の活動にも、大きな影響を与えることになりそう」(スポーツ紙記者)

 そんな北山の“卒業”だが、ファンの間では意外なところでプチ炎上が起きている。北山の卒業をジャニーズ事務所が発表した日に、Twitterでは「#卒業と脱退の違い」というハッシュタグが注目を集めることに。北山のファンだけでなく、一足先にジャニーズ事務所を退所しているKing & Prince平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太のファンも交えて大論争に発展した。

「平野、神宮寺、岸については、キンプリを『脱退』と事務所が公表した。一方の北山は『卒業』という表現で、何か思惑があるのかとファンが論争を巻き起こしたんです。最近では、元Sexy Zoneのマリウス葉、元ジャニーズJr.のIMPACTorsが『卒業』という表現で発表されていましたから、元キンプリの3人に『脱退』という表現を使ったことは異例でしょう。ファンが勘ぐったり、怒るのも当然のことです」(週刊誌記者)

 今回、グループを“卒業”する北山には、事務所を退所する前からさまざまな憶測報道が行われている。そのひとつが、北山が尊敬すると公言していた滝沢秀明との合流だ。しかし、それは可能性が低いとテレビ関係者は見る。

「滝沢は、自身の事務所『TOBE』を立ち上げましたが、そこに元ジャニーズのタレントを加入させるつもりはないようです。ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長とも“辞めジャニ”は所属させないというルールを裏で結んでいるとか。それに、北山を事務所に加入させれば、これはもう横取りしたことになる。さすがにマイナスイメージになりますし、滝沢には何もメリットがありません」

 そんな北山だが、やはりジャニーズ事務所とは良好な関係を保ったままの退所となりそうだ。

「ジャニーズ事務所は、北山の卒業と退所に関するリリースを、かなり多くのメディアに配布しました。これまでは、スポーツ紙やテレビ局、週刊誌が配布先のメインで、ネットメディアはオリコンニュースなど大手のみだったんです。でも、今回の北山の一件では、ジャニーズ事務所と付き合いのないネットメディアにまでリリースを配布。退所の報告と一緒に、北山が参加するラストの楽曲『ともに』を夏の発売に向けて制作していることも報じてほしいと拡散した。広く周知してほしいというジャニーズの意向で、北山はかなりポジティブな円満退所であることが伺えますね。これは、キンプリの3人が退所する際にはなかった動きです」(ネットニュース編集者)

 今年9月からは、ジャニーズアイドルではなくなる北山。そのサポートをするのは、意外な人物だという話が聞こえてきている。

「北山さんの退所に関して相談に乗っているのは、滝沢ではなく中居正広さんだそう。キスマイは、SMAPを育てあげ、現在は『新しい地図』のプロデューサーである飯島三智さんが手掛けたグループです。飯島さんがジャニーズ事務所を去ってから、キスマイはジュリー社長の直轄になり、北山は冷遇されていた。グループは、玉森と藤ヶ谷を中心とした構成になり、2人はドラマ出演の仕事がかなり舞い込んでいる。そんな状況を見ていた中居さんは、北山さんをたびたび励ましていたようです。ただ、中居さんの事務所に入るわけではなく、北山さんも中居さん同様に個人事務所を作り、ジャニーズ事務所と良好なまま俳優業を続けるとか。ジャニーズと北山さんの仲介人として、中居さんも協力するようです」(民放関係者)

 退所後もジャニーズと仲良くしていく様子の北山だが、事務所を辞めてからも俳優としては引く手あまただろう、と言われている。

「北山さんは演技力が高いことで有名。ドラマ『ミリオンジョー』(テレビ東京系)、『ただ離婚してないだけ』(同)では、それぞれでアイドルとは思えないヨゴレ役も体当たりで演じきった。さらに、シーズン2の放送が終了したばかりの『正義の天秤』(NHK総合)では、元ニートでゲームオタクの弁護士という難しい役を表情豊かに演じていました。北山さんを起用したいというドラマプロデューサーや映画関係者は多いので、独立してからも仕事に困ることはないでしょうね」(民放関係者)

 突然の発表に戸惑っている北山ファンは多いようだが、今後も安泰そうだ。

小林真一(フリーライター)

テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

こばやししんいち

最終更新:2023/06/12 20:00
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