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岸田総理「裏金パーティー」問題の裏でバラエティー再出演、支持率回復を画策

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岸田文雄(写真/Getty Imagesより)

 岸田文雄総理に起死回生の一手はあるのか?

 内閣支持率が20%台にまで下がっていると大手メディアが報じ、崖っぷちとなっている岸田政権。12月に入ると、パーティー券の販売ノルマを超えて所属議員が売った収入について、安倍派が政治資金収支報告書に記載せず裏金として一部の議員に還流させていた疑惑が浮上。その疑いは政権の中枢にいる松野博一前官房長官にも向けられ、更迭後、東京地検特捜部は任意聴取を要請している。

「今年の裏流行語大賞と揶揄(やゆ)される『増税メガネ』の汚名を返上したい岸田総理ですが、11月頭に閣議決定した所得税減税も国民から総スカンを食らう有り様。今や就任当時の覇気がまったく感じられないとの声が聞かれます」(週刊誌記者)

 そんななか、沈没寸前となった岸田総理の人気をどうにか回復させようと、水面下では官邸サイドがテレビ各局への売り込みをかけているという。

「岸田総理といえば、今年5月放送の『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)でバラエティー初出演を果たしました。特別講師として登場すると、『総理の仕事』や『G7広島サミット』を解説。自身の特技を『お酒に強いことだ』と明かし、外交では飲みながら関係を深めているとの裏話を披露しました。岸田総理は『政界でも一、二を争う、つまらない男』と揶揄されていましたが、放送後、視聴者からは『岸田さんはバラエティー向いてる』『岸田総理ってけっこう愉快な人なんだ』との声が上がり、視聴率も支持率も上昇することに。これに味を占めて年末年始特番でのテレビ出演を模索しているようです」(テレビ関係者)

 もっとも、今の岸田総理では番組サイドにメリットがまったくなさそうだが……。

「『世界一受けたい授業』の再出演が手っ取り早そうに見えますが、岸田総理のフェイク動画に日テレの番組を使われていたことで、官邸サイドは内部犯行を疑っているため、日テレはなさそう」(前出・テレビ関係者)

 いっそのこと、「政界のパーティー」についてぶっちゃけ解説してくれたら、国民の信頼を回復できるかも?

黒崎さとし(編集者・ライター)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。普段は某エンタメ企業に勤務してます。

Twitter:@kurosakisatoshi

くろさきさとし

最終更新:2023/12/24 10:00
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