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沢尻エリカ、本格復帰へ――「主演舞台で好演」「名作ドラマ配信」でオファー殺到か

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沢尻エリカ

 改めてその演技力に注目が集まっている。

 沢尻エリカの芸能界復帰後、初の主演舞台となる『欲望という名の電車』が東京と大阪で公演を終えて、無事に千秋楽を迎えた。沢尻の元には早くも次の仕事に関して多くのオファーが届いているという。

 沢尻といえば、2020年放送のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』にて帰蝶役として出演が決まっていたが、放送される直前の2019年11月に麻薬取締役法違反の容疑で逮捕。翌年2月には懲役1年6月執行猶予3年の有罪判決が言い渡された。

 執行猶予が明けて、2月から舞台で女優活動を再開させたわけだが、舞台関係者はこう語る。

「沢尻の復帰作品については、いろいろ検討されたそうです。舞台は沢尻にとっても初挑戦でしたが、この選択はかなり良かったんじゃないでしょうか。元々の高い演技力を十分に見せることもできましたし、この先も女優としてやっていけるだけのものを知らしめたと思います」

 以前には、海外資本の配信ドラマでの復帰も取り沙汰されていたが、結果的にはこの舞台のおかげで仕事の話が沢尻のもとには舞い込んでいるという。

「さすがに、いきなりテレビドラマというわけにはいかないですが、新しい舞台の話はもちろん、配信系や海外ドラマなどの話もあるようです。今回の舞台のチケットは完売だったようですが、それだけ人気はありますし、沢尻を欲しいところはたくさんあるでしょう」

 また、沢尻の本格復帰を後押しする材料も出ている。

「舞台出演のタイミングと合わせて、彼女が2005年に主演したドラマ『1リットルの涙』(フジテレビ系)がTVerで配信されています。10代当時の沢尻が演じた15歳少女が名門校に進学し、幸せの絶頂のなか発病。ひたむきに生きようとする物語なのですが、ネット上では『沢尻エリカが可愛すぎて同じ人間とは思えん』『顔面がびちゃびちゃするほど泣いた』『本当に演技うまいなあ』と絶賛コメントが飛び交い、ランキングも上位入り。改めて稀有な女優として再評価されています」(テレビ誌ライター)

 今後も仕事が途切れることはなさそうだが、次作が気になるところだ。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2024/03/05 09:00
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