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篠原涼子にやはり上がった「演技が古い」の声…『イップス』初回視聴率5.8%で『院内警察』下回る

「長澤まさみで見たかった」? フジ『イップス』初回視聴率5.8%で『院内警察』下回るの画像1
篠原涼子

 篠原涼子とバカリズムがダブル主演を務める連続ドラマ『イップス』(フジテレビ系、金曜午後9時~)が4月12日よりスタート。平均世帯視聴率は5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、同枠の前クール『院内警察』の初回7.1%を下回った。

 同ドラマは、書けなくなったミステリー作家・黒羽ミコ(篠原)とエリート刑事・森野徹(バカリズム)がバディを組み、事件を解決していく一話完結のミステリーコメディー。

※以下、『イップス』第1話のネタバレを含みます

 第1話では、サウナ施設で働く元アイドルの人気熱波師・電撃ウィッチ麻尋(トリンドル玲奈)が、反社組織に所属する元恋人・竹内渉(山口大地)をスタンガンで殺害。たまたま施設を訪れていたミコと森野が死体を発見する。

 麻尋は現場となった水風呂にアリバイ工作を施したが、ミコと森野は麻尋の証言や死体に不審な点を見つけ、独自に捜査を進める――。

篠原涼子、やはり上がった「古く感じてしまう」の声

 視聴者にはあらかじめ犯人が明かされ、ミコと森野がドタバタしながら証拠を突き止めていく……という、いわゆる“古畑任三郎方式”の同作。

 前クールの『となりのナースエイド』(日本テレビ系)が好評だったオークラ氏が脚本を手掛けるオリジナル作品とあって、ネット上では「オークラさんの脚本にハズレなし。篠原涼子とバカリズムの掛け合いも面白い」「会話劇がくすっと笑えて楽しい」と好意的な声が相次いでいる。

 一方、篠原に関して「脚本は面白いんだけど、篠原涼子の演技がどうしても古く感じてしまう」「良くも悪くも、やっぱり何を演じても篠原涼子なんだよなあ……」といった指摘も続出。

 その中には、「天海祐希で見たかった」「安藤サクラとか長澤まさみのほうが、バカリズムとの相性よさそう」と別の女優の名を挙げる書き込みも目立つ。

篠原涼子&山崎育三郎主演『ハイエナ』は視聴率2~3%台

 なお、篠原といえば、『アンフェア』シリーズ(フジテレビ系)や『ハケンの品格』シリーズ(日本テレビ系)がヒットし、“高視聴率女優”と呼ばれていた時期も長かった。

 しかし、近年は演技が「古く感じる」と評されることも増えており、その影響か否か、昨年10月期のゴールデン帯に放送された山崎育三郎とのダブル主演ドラマ『ハイエナ』(テレビ東京系)は視聴率で2%台を記録するなど不発。

 2021年に不倫疑惑が浮上してからはイメージダウンも指摘されており、そろそろ主演作のヒット作を出し、巻き返しを図りたいところだろう。

 『イップス』では、バカリズムとは対照的なくどい演技で“書けない小説家”をコミカルに演じている篠原。今後の視聴率にも関心が集まりそうだ。

仲宗根由紀子(エンタメ系ライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

なかそねゆきこ

最終更新:2024/04/17 10:00
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