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日本人女性が中国違法エロ生配信で大もうけ!? 大規模摘発で判明したカラクリとは

当局の一斉摘発で明らかになった違法ライブチャットの運営元

 もはや“職業”として認知され始めている動画配信だが、中国で過去最大規模の違法生配信サイトを運営していた組織が摘発され、その驚きの実態が明らかになった。

「南方都市報」(8月19日付)によると、湖南省郴州市の地元公安局は、わいせつな内容の生配信サイトを運営していた30以上の組織を摘発したと発表。摘発のきっかけとなったのは、当局によるネット上の監視作業だった。昨年12月、SNS上でわいせつな動画をバラまき、違法生配信サイトの会員募集を行っていた者がいたため、当局がこの人物の身元捜査を開始。違法生配信サイトの運営関係者であることがわかり、 この業者と関係する、全国24省にまたがる30以上のアジトを急襲、関係者163人の一斉摘発を行った。

自らの子どもも動画に映し、視聴者に金の無心をする母親

 この生配信サイトに登録している女性たちは、視聴者である会員男性から送金してもらう代わり、服を脱いだり、わいせつな行為を生配信していた。中には、自らの幼い子どもと一緒に映り、裸で金を無心する母親もいたというから驚きだ。ちなみに、最年少の配信者は15歳の少女だった。当局に検挙された女性配信者の供述によると、1日の稼ぎはおよそ300~400元(約5,000~7,000円)になったという。人気の配信者になると、1日で最大、約14万元(約220万円)を稼ぎ出す者もいた。

 さらに捜査の中で、業者が運営していた生配信サイトには、合わせて2,000人以上の女性が在籍していたが判明。中国人のほか、日本、ロシア、アメリカなど海外の女性も多くいたのだ。

「実はこうした中国のアダルト生配信サイトには、日本人女性もひそかに登録して、稼いでいるんです。日本で顔バレすることがないし、日本の生配信より稼げるので、中国語を少し勉強した女子大生やフリーター、あとお金に困った地下アイドルなどが登録している。日本人女性の場合、AVの影響で“市場価値”もあり、中国人男性からは人気が高い。日本人女性を集めて専用の部屋などを借り、中国のわいせつ違法生配信サイトで配信させている業者も日本国内に存在するようです。日本人が日本から配信する限り、中国当局は手出しができないため、ほぼノーリスクで稼げるというメリットがある」(アダルト系ニュースサイトの編集者)

 今回の摘発は氷山の一角だが、今後も異国の地のネット上で稼ぐ日本人は増えていくに違いない。

(文=青山大樹)

最終更新:2018/08/24 14:00
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