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映画『私の奴隷になりなさい』公開記念インタビュー

「四六時中、エロいこと考えてます」“史上最強のエロス神”壇蜜が日刊サイゾーに降臨!

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 そうですね。ただみんな両面持っていて、会う人や触れ合う人によって、自分がどっちであるべきかを無意識で判断してると思うんですよ。だからある人にはSだけど、こっちの人にはMだったりするんじゃないかなって思います。

――香奈のようなOLについて、どう思いますか?

 会社では真面目にOLをしていて、どこにでもいる感じの香奈が、先生(板尾創路)の前ではどんどんM性が開花していく。その二面性のギャップが印象的でしたね。旦那がいながら、ご主人様を別個に考えている部分は理解しがたかったんですけど、こういう生き方もあるんだなって思いました。

――この映画でフルヌードを解禁されたわけですが、脱ぐことに抵抗はなかったですか?

 スタッフから「壇蜜として脱ぐわけではない」と言われたので、香奈として脱ぐぶんには、なんら抵抗はなかったです。

――好きなシーンはどこですか?

 ラストのシーンですね。ここまで濃密な関係になったのに、それを断ち切って別の世界に行こうとしている3人の姿は、ある意味ドライで、いい意味の裏切りなんだなって思いました。

――剃毛されるシーンは、リアルに剃っているように見えましたが。

 撮影では、刃が当たっても痛くない“おとし”と呼ばれるカミソリを使ったんです。私は目隠しされている状態だったんですが、緊張の中で感覚がセンシティブになっていたので、カミソリの冷たい感触や、石鹸の泡が当たる感じが、とても気持ちよかったです。

――この作品を見た人に、何を感じてほしいですか?

 明日、死んじゃうかもしれないのと同じで、こちらの世界に入る可能性は誰にでもある、ということが一番言いたいですね。のるかそるかはご自分次第だけれども、私はそういう穴に一度くらいハマッておいたほうが、人間として選択肢が広がっていいんじゃないかなと思います。

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