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月550時間労働で月給わずか3万2,000円……ブラックすぎる中国・児童労働の実態

jidou003おもちゃを作る中国の未成年の工員。児童労働がこの国からなくなる日は来るのか?(イメージ画像)

 上海市に住む日系アパレル商社の駐在員は、こう証言する。

「アパレル産業に関して言うと、先進国の消費冷え込みと衣料品の世界的なデフレにより、作業量が増えているのに利幅が薄くなっている。中国の工場もどこも厳しく、児童労働はむしろ増えている印象さえあります。児童労働に関しては専門のブローカーが跋扈しており、1人あたり2万円も紹介料を払えば、田舎から未成年の働き手をいくらでも手配してくれる。15歳なんてまだ年上のほうで、12~13歳の子どもも多いです。多くは逃げないように軟禁状態に置かれており、中国国内の“奴隷問題”と指摘する人もいます」

 GDP世界第2位となり、先進国の仲間入りをもくろむ中国だが、こうした状態がなくならない限り、その資格はない。
(取材・文=棟方笙子)

最終更新:2016/11/24 18:00
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