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週刊誌スクープ大賞

大量の万引き本、夏休みの宿題……“異様”出品続出の「メルカリ」が日本を殺す!?

 文春は、北朝鮮のミサイルは日本を狙っているという特集を組んでいるが、私はそうは思わない。

 トランプの側近中の側近だったバノン大統領首席戦略官が突然、首を切られたが、彼のようなウルトラ右派でさえ、こういっているのだ。

「北朝鮮問題は余興に過ぎない。軍事的解決などあり得ない。忘れてよい」

 だが、文春は、そうではないという。バノンの更迭を主導したのは海兵隊出身のケリー大統領首席補佐官で、トランプ政権では元軍人たちが発言権を強め、現在は、暴走しがちなトランプ大統領を軍人たちが抑制する「逆シビリアンコントロール」状態だが、「軍人の発想に妥協はない。キューバ危機のようにやるときはやろうとする怖さはある」(日米外交筋)としている。

 それに、アメリカ政府や国防総省、軍関係者は、自国と国民が一番大事だから、「自国の利害が危ぶまれたら、日本や韓国が犠牲になっても仕方がないと考える可能性が高いのです」(国際ジャーナリスト山田敏弘)。

 こうしたことの前提として、北朝鮮がいっているように、核弾頭を付けた大陸間弾道弾を実際に開発しているという確たる裏付けがなくてはならないこと、いうまでもない。

 それをアメリカに向けて発射してくる脅威があるというのも、文春が書いているような、「朝鮮人民軍の中には『どうせジリ貧なら一度戦争をしたい』という、暴発寸前の空気が蔓延している」(東京新聞編集委員五味洋治)というあやふやなものであってはならない。

 ましてや、北朝鮮が在日米軍基地ではなく、日本の都市を攻撃してくるかもしれないなどという無責任な憶測は、週刊誌といえども慎むべきであるはずだ。

 私は、北朝鮮とアメリカが戦争を始める可能性が全くないといっているのではない。22日にトランプ政権が発動した中国、ロシアなどへの金融制裁は、北朝鮮経済に大きな打撃を与えるはずだから、追い込まれた北朝鮮が自爆戦争を仕掛けることは考えられるだろう。

 米朝の危険なチキンゲームを日本は手をこまねいて眺めているだけでいいのか。米朝戦争が始まれば自衛隊が参戦しようとしなかろうと日韓は戦場になり、何百万の犠牲者が出る。

 こうした重要な問題は国会で議論すべきこというまでもないのだが、森友・加計学園の重大疑惑にも説明責任を果たさず、安倍首相は野党が要求している国会を9月末まで開かないと勝手に決め、逃げ回っている。

 安倍は、日本人はどんなことでも75日たてば忘れてくれると考えているに違いない。しかし、今度ばかりは安倍さん、国民は忘れませんよ。

 ニューズウイーク日本版は「プーチンの新帝国」というスペシャルレポートを掲載している。

 そこでは「ロシアが再び中東のパワープレーヤーとして台頭しつつある。ここ1年だけでも、シリア内戦の流れを変え、トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領と親密な関係を築き、エジプトとサウジアラビア、さらにはイスラエルといった伝統的なアメリカの同盟国に食い込んだ。中東諸国の首脳がモスクワを訪問することも増えた」と書いている。

 トランプ大統領に振り回されている間に、中国・習近平主席は日韓以外のアジア各国を手懐け、プーチンは中東の盟主の座を狙っている。いつまでもトランプのたわ言に付き合っていると、日本は中国の属国になってしまうだろう。

 ニューズウイークの「プーチンロシア大統領の発言録」が面白いので紹介しておく。

「自分が正しいことを証明するためには、時には孤独になる必要がある」「オオカミは誰を食べればいいか分かっている。誰の意見を聞くこともなく食べる」「人間について知れば知るほど、犬が好きになる」

 トランプ大統領にはいえない蘊蓄のある言葉である。

 8月25日の朝日新聞が「北朝鮮がロシアで初となる政府公認の旅行会社を開設した」と報じている。

「ロシアは今年5月、極東のウラジオストクと北朝鮮をフェリーで結ぶ定期航路を開設。最近は石油製品の北朝鮮への輸出を増やしているとみられている」(朝日)

 トランプの恫喝など聞いちゃいないのである。プーチン発言録にはこんなものもある。

「ロシアに対して軍事的に優位に立てるとか圧力をかけられるなどという幻想を、誰であれ抱くべきではない。そのような無謀な試みに十分に応えてやる準備はいつでもできている」

 “口だけ男”トランプはプーチンの敵ではないようだ。


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