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「夏の甲子園」観客の酷暑対策はバッチリも、選手たちは大丈夫?

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 全国高等学校野球選手権大会「夏の甲子園」に先駆け、日本高野連が17日に7つの熱中症対策を発表した。

(1)アルプススタンドや外野スタンドの場外通路などにエアコンを28台増設。

(2)各入場門に扇風機を12台設置。

(3)アルプススタンド床面に遮熱塗装をし、通路の窓には遮熱シートを貼付。

(4)両内野の入り口にミスト噴射器を設置。

(5)団体応援団用に、アルプススタンド入場門に冷房を完備した大型テントを設置。

(6)アルプススタンドに冷房完備の休憩所を設置。

(7) 阪神甲子園駅前広場にミスト扇風機を設置。

 これらの工事は阪神甲子園球場がシーズンオフに7,000万円をかけて施工したそうで、主に出場校の応援団に向けた対策であるそう。しかし、酷暑の解決策としては疑問点も多く、ネット上では「夏にやらなければいいんじゃないの?」「さっさと甲子園をドームにしちゃえ」「朝と夜だけやればいい」などと批判も多数。さまざまな議論を呼んでいる。

「昨年は記録的な酷暑だったこともあり、今年も猛暑が予想されます。高齢者も観戦に来場するので、対策は評価されるべきですね。別の季節に行うことは現実的ではありません。春と夏で比べると、断然、夏の甲子園の方が人気がありますので。夏の甲子園は収支決済が1億円の黒字といわれ、放映権に関しては最低でも数十億円の価値があるといわれている巨大な興行でもあります。主催者やメディアがそれを放棄することはありえません」(スポーツ誌ライター)

 効果のほどはさておき、観客に対しての酷暑対策にはなるようだ。だだ、試合をする選手は心配である。

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