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吉高由里子、主演ドラマが2作連続でコケるも、業界内評価がそれほど下がらないワケとは?

文=田中七男

吉高由里子

 吉高由里子が主演を務めた連続ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系、火曜午後10時~)が25日に最終回(第10話)を迎えた。視聴率は番組最高の12.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマークして有終の美を飾ったが、全話平均は9.7%で2ケタに乗せられなかった。

 吉高は前回の主演ドラマ『正義のセ』(日本テレビ系、昨年4月期)も平均9.8%で、1ケタ台に終わっており、これで主演ドラマが2作連続でコケたことになる。

「テレビ業界では、主演したドラマの視聴率が2作続けて悪いと、その先、主演オファーがなくなるというのが常識。吉高の場合はどうかと言うと、2作とも10%をわずかに切った程度で、決して爆死したわけではありません。確かに『正義のセ』は吉高が検事役を演じるとあって、いささか無理があり、不評でした。ですが、『わた定』はおおむね好評で、だからこそ最終回で数字が上がったのでは。これで吉高の業界評が下がるということはなさそうです」(テレビ誌関係者)

『わた定』の各回の視聴率を見てみると、第3話(4月30日)が6.5%まで落ち込んだのがなんとも痛かった。この回が10%前後取っていたら、平均でも2ケタに乗せられていたのだ。大型連休中は旅行、帰省、レジャーなどで在宅率が下がるため、どうしてもテレビ番組の視聴率は悪くなりがち。ましてや、4月30日は平成最後の日とあって、裏では改元特番も放送され、『わた定』が苦戦する要因となってしまった。その意味では、“不運”というしかない。

 同ドラマは、世の中で「働き方改革」が叫ばれる中、「残業しない」「定時で帰る」をモットーにしたワーキングガールの主人公・東山結衣(吉高)が、曲者そろいのブラック上司や同僚たちの間で奮闘する姿を描いた作品。結衣が働くWEB制作会社には、上司役で元婚約者の種田晃太郎(向井理)がいて、現在の彼氏である諏訪巧(KAT-TUN・中丸雄一)との三角関係もポイントになっていた。

 最終回では、外注先が倒産し、それをカバーすべく、制作4部のメンバーはハードな残業を強いられることになる。そんな中、チーフの結衣が過労で倒れ入院、その間にほかのメンバーががんばって、無事納期に間に合わせることができた。結衣は巧から「結婚できない」と言われていたが、正式に別れ、同棲も解消。後に、晃太郎から「うちに来れば?」と誘われ、結衣は「前向きに検討させていただきます」と答え、エンディング。続編があってもいい終わり方になっていた。

 基本的には、「働き方」を世に問うた社会派ドラマで、クオリティは決して低くなかったが、恋愛要素が過度に入ってくると、どうしてもウザい印象が残った。全体を通して、やはり向井の存在感に救われた面がたぶんにあったようだ。

 ここ数年、連ドラへの出演は年に1回ペースとなっている吉高。それにならえば、次に吉高の作品が見られるのは来年になる。“再挑戦”というわけでもないが、次も主演で、1ケタに終わった『正義のセ』『わた定』のリベンジを果たしてほしいものだ。

最終更新:2019/06/30 05:58

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