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“日8”戦争に伏兵参入!? 『バナナマンのせっかくグルメ!!』2度の打ち切りからまさかの復活

ホリプロ公式サイトより

 激しい視聴率争奪戦を繰り広げている“日曜午後8時台”が、さらに熾烈を極めてきたようだ。

 1日、同時間帯では、テレビ朝日系『ポツンと一軒家』が18.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率をマーク。前週(2月23日)より、0.7ポイントアップさせ、5回連続のトップを守った。

 日本テレビ系『世界の果てまでイッテQ!』と、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』は共に15.0%で、2位タイに並んだ。前週比で『イッテQ』は1.6ポイント増、大河は1.2ポイント増で、上位3番組すべてが視聴率を上げた。『麒麟がくる』は第2話以降、右肩下がりだったが、ここにきて2週連続のアップで、巻き返しに期待がかかる。これで“日8”は、さらにハイレベルな戦いになりそうな気配だ。

 1日の他局の視聴率は、TBS系『バナナマンのせっかくグルメ!!』2時間半スペシャルが9.1%。フジテレビ系『日曜THEリアル!』が7.8%、テレビ東京系『THEカラオケ☆バトル』が5.6%だった。

 ここで、今後の同時間帯の視聴率争奪戦のカギを握ることになりそうなのが、『せっかくグルメ』だ。というのは、同番組は4月から日曜午後8時のレギュラー放送が決まったからだ。

 同番組は2015年4月に深夜番組としてスタートしたものの、わずか3カ月で終了。16年10月より日曜午後6時30分からの枠で再びレギュラー放送したが、昨年3月で打ち切り。その後は主に日曜ゴールデン帯での特番でオンエアされ、2月9日放送回では9.5%を記録。激戦区で2回連続9%台を獲ったことで、TBSも自信を深め、3度目のレギュラー放送開始に踏み切った模様。

 元来、同局の“日8”では、同じバナナマンが司会の『消えた天才』を放送していたが、不適切な映像の加工が発覚し、昨年8月25日オンエア回をもって休止した後、同10月に放送終了が決定。同番組が休止となってからは、“日7”枠の『坂上&指原のつぶれない店』のスペシャルなどでしのいできたが、ようやく後番組が決まった格好だ。

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