日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > ジャニーズ救った手数料ビジネス

関ジャニ∞やNEWSの公演中止が相次ぐジャニーズ事務所を救った“手数料ビジネス”

関ジャニ∞

 ジャニーズ事務所は3日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今月30日までの主催公演を中止することを公式サイトで発表した。

 同サイトによると、新たに対象となるのは、Aぇ! group、SixTONES、関ジャニ∞、NEWS、Sexy Zone、Lilかんさい、ジャニーズWESTの各グループと、近藤真彦のディナーショー、Hey! Say! JUMPの知念侑李の主演する舞台のそれぞれ30日までの各公演。振替公演の有無などについては決まり次第告知。また、5月1日以降の公演については、政府や関係機関等の発表を受けて改めて告知されるという。

「軒並み公演が中止になっているが、ほかのアーティストやアイドルグループは、『ジャニーズがやったらこっちもやろう』と掲げている。しかし、ジャニーズはかなり慎重。これまでの資本力があり、まだまだ揺るがないだろうが、ジャニーズ以外にとってはたまらない状況が続いています」(音楽業界関係者)

 ジャニーズのグループの中でも、開催されるかどうかのジャッジが注目されているのが、5月15日、16日の2日間にわたって計16万人を動員予定の嵐の新国立競技場でのライブだが、たとえ中止になってもジャニーズにとってそれほどの痛手はなさそうだというのだ。

「ほかのグループの公演もそうだが、ジャニーズは長年“手数料ビジネス”を展開てきたおかげで、公演中止になっても被害額が最小限で済む。ファンの間では知られているが、チケット申し込む際になぜか700円から850円の手数料がかかり、チケットの抽選に外れた場合でも、その手数料が引かれて返金される。応募人数が多ければ多いほどその金額は莫大。とはいえ、ファンは納得して申し込んでいるので、ジャニーズもこのビジネスはやめられないでしょう」(スポーツ紙記者)

 通常、ジャニーズに限らずチケット発券手数料は返ってこないことが多い。ただ、ジャニーズに限っては莫大な公演動員数を誇り、これが芸能界に巨大な“帝国”を築けた一因なのかもしれない。

日刊サイゾー

芸能・政治・社会・カルチャーなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト。

Twitter:@cyzo

サイト:日刊サイゾー

にっかんさいぞー

最終更新:2020/04/06 17:30
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

水原解雇に間に合わなかった週刊誌スクープ

今週の注目記事・1「水原一平“賭博解雇”『疑...…
写真
イチオシ記事

さや香、今年の『M-1』への出場を示唆

 21日、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で「賞レース2本目やっちまった芸人」の完結編が放送された。この企画は、『M-1グランプリ』(同)、『キ...…
写真