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櫻井翔、菊池風磨、那須雄登……「高学歴ジャニーズ」はなぜクイズに弱い?

美 少年・那須雄登(写真左)

 4月20日、Twitterのトレンドに「正岡子規」がランクインした。

 これは同日放送の『クイズプレゼンバラエティーQさま!!』(テレビ朝日系)の出題から。なぜ話題になったかというと、ジャニーズJr.のユニット「美 少年」メンバーの那須雄登が「近年 新発見があった明治の人物」というテーマにおいて、誰もがわかる正岡子規の特徴的な横顔の自画像を見て、その名がなかなか答えられなかったため。

 まだCDデビューもしていないジャニーズJr.の残念な結果自体は、本来、それほど注目することでもないだろう。しかし、それがトレンド入りしてしまったのは、彼が慶應義塾大学1年生だったためだ。

 番組ではご丁寧に「4月から慶大生」とテロップまで出して紹介していただけに、Twitter上では以下のようなコメントが続出していた。

「慶應内部で正岡子規答えられないとか知能低すぎるだろ。ていうか、大学受験してまともに勉強した人ならだれでも答えられるだろ」

「本人の写真出てるのに、正岡子規が分からないって相当だよな」

「慶應ボーイ正岡子規知らんのヤバくね」

「正岡子規が分からないとか慶應義塾大学大丈夫?」

 ただでさえジャニーズは叩かれやすいのに、そこに「高学歴」がプラスされているのだから、アンチでなくとも反応してしまうのは、仕方のないことかもしれない。

 あるテレビ誌記者は言う。

「現役大学生あるいは有名大出身ジャニーズを『インテリジャニーズ』『高学歴ジャニーズ』としてクイズ番組などにプッシュするのは、むしろ彼らの足を引っ張ることになるのではないかと思います」

 例えば、AO試験で慶大に進学したSexy Zone・菊池風磨は、同じく『Qさま!!』に出演した際、「ロシアに隣接する国・地域は?」と聞かれ「ペルー!」と答えたことで、大いに話題になっていた。

 また、同じく慶大出身の櫻井翔も、小学校の教科書に出てくる「田沼意次」が読めなかったことは、今も語り草になっている。そのほかに、『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に出た際、土筆(つくし)を「たけのこ」と読んだり、『news zero』(日本テレビ系)内で馬鈴薯のニュースを読んだ有働由美子アナに「ばれいしょってなんですか?」と無邪気に質問したりと、漢字や言葉の知識の貧弱さ・常識のなさをたびたび露呈してきた。

「ただ、彼自身、“インテリ売り”されることに抵抗感を持っていて、『嵐にしやがれ』(同)にSexy Zoneが出演した際に、同じ慶應の菊池くんに対し、『インテリ担当公言しちゃうとマジつらいぞ』『クイズ番組では間違えられない。ちょっとした漢字の間違いでおバカ扱いされる……』と語っていたくらいなんですよ」(同)

「高学歴ジャニーズ」がクイズ番組で失態を見せるたび、「ああ、AO入試か」「内部進学だもんな」「通信か」などと見下す発言がネット上などでは続出する。

「ただ、今回の那須くんの場合は、内部進学といっても、幼稚舎からのエスカレーターではなく、難関の中等部には受験で入ったわけですし、得意なのは数学とのことですから、文系科目が苦手なのでは?」(同)

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