手越祐也の自宅合コンで荒れるNEWS──ノースキャンダル貫く“地味メン”増田貴久の逆襲が始まる!?

 　発売中の「週刊文春」（文藝春秋）で、自粛期間中に自宅で女性たちを集めて飲み会を開いていたと報じられたNEWS・手越祐也。

　これまで散々スキャンダルをスッパ抜かれてきた手越だが、いよいよ事務所を退所するのではないかという噂が浮上し物議を醸している。これが本当だとすれば、自ずとNEWSも解散になる可能性が出てくる。

　そもそもNEWSは、ジャニーズ事務所にとっては鬼門ともいえるグループだ。2003年のデビュー当時は9人組だったが、相次ぐトラブルに見舞われメンバーが続々と脱退。11年には小山慶一郎、加藤シゲアキ、増田貴久、手越祐也の4人体制になるも、ヒット曲には恵まれず手越のスキャンダルだけが巷を賑わせた。

　さらに手越だけではなく、18年にはメンバーの小山と加藤も未成年との飲酒スキャンダルを起こし、『news every.』（日本テレビ）でキャスターを務めていた小山は番組を降板、芸能活動自粛を余儀なくされた。

　まるでNEWSにとってスキャンダルは切っても切れない悪縁のようだが、そんなグループの中でデビュー以来ノースキャンダルを貫いているメンバーが、たったひとりだけいる。それが、増田貴久だ。現在33歳の増田は、ほかのメンバーのようなスキャンダルもなければ、熱愛報道とも無縁だという。そんな増田の評判が、ここにきてじわじわと上昇している。放送作家の話。

「増田は今年1月に『ぐるぐるナインティナイン　ゴチになります!』のレギュラーメンバーに選抜されました。その前までレギュラーだったSexy Zoneの中島健人のような華やかさや、トリッキーさが増田にはなく、少々物足りなくなるんじゃないかと思っていたんです。しかし、増田がいることでほかのレギュラーがより一層生きるようになったと感じます。『ネタパレ』（フジテレビ）でも、南原清隆と陣内智則というベテラン芸人に挟まれながら、いい緩和剤になっている。華はないけど腕はあるタイプなんでしょうね（笑）」

　ほかのメンバーがスキャンダルによって仕事を失う中、気づけば増田は常にレギュラー番組数本を安定してキープしている。また、今期はドラマ『レンタルなんもしない人』（テレビ東京）で主演を務めるなど、順調にソロ活動を軌道に乗せているようだ。ジャニーズのインタビューも手がけるライターは、増田をこう評する。

「デビュー当時は本当に地味な印象でしたし、正直それほど人気もなかったと思います。ですが、NEWSのメンバーが続々と脱退、スキャンダルに見舞われる中、朴訥と仕事に邁進してきた成果がここにきて少しずつ現れはじめているのかも。彼は、いい意味でマイペースで周りに流されないタイプ。そのおかげで、ほかのメンバーがスキャンダルで騒がしくても、動じることなく活動してこれたのかも。実は歌もうまいし、喋りもそつない。見た目はイノッチ系の癒し系で決して華があるタイプではないけど、真面目に活動している姿を見ると彼こそ『ジャニーズの王道』といえるのではないかと思います」

　また、King & Princeなど、ジャニーズの若手の中には増田を理想の先輩にあげる声も少なくないという。さらに、書店員の話によると、増田がソロで表紙を飾る雑誌の売り上げも上々の様子。スキャンダルに揺れるNEWSの中で、じっと耐えてきた増田がいよいよ日の目を見るのだろうか。“地味メン”からの脱却、そして華麗なる逆襲にも期待したいところだ。

日刊サイゾー

芸能・政治・社会・カルチャーなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト。

Twitter:@cyzo

サイト：日刊サイゾー