日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 菅政権の行政改革は“年金制度廃止”の布石!?
週刊誌スクープ大賞

ビジョンなき菅首相がすがる金融、経済、医療、外交の怪しい人脈

今週の袋とじは?

 さらに、菅が総裁選に出馬する直前に、「地方創生パートナーズ」なるものを5億円出資して設立しているそうだ。そこの出資者は菅の地元の横浜銀行グループなど地方の有力地銀グループで、第4のメガバンクを誕生させようと目論んでいるというのである。

 こうして見ていくと、菅という人間、周囲の思惑に引きずられる操り人形のようだが、それをはっきり示すのが、菅が師と仰ぐ竹中平蔵人材派遣パソナ会長の存在だろう。

 文春も触れているが、先週ここで紹介したように、ポストが竹中が提唱する「ベーシックインカム論」を徹底批判している。

 何度もいうが、この国をどこへ導こうとするのかというビジョンを持たない人間が、国のトップに座ってはいけない。

 もちろん安倍にもなかった。だが菅には全くない。陰険おじさんは、いくら山ほどパンケーキを頬張ろうと、真っ当な国民は懐きはしない。(文中敬称略)

【巻末付録】

 今週は現代だけ。

「消えたあの雑誌/『ペントハウス日本版』と事件なヌード」「『ペントハウス』を彩った女優の裸身 浅野温子、大谷直子、秋吉久美子」。ペントハウスね。今でも忘れないのは、袋とじ「マン拓」だな。何かって? 雑誌の原点、奇想天外というのはこういうことだ。

 「北向珠夕、シンデレラの谷間-大河『いだてん』出演で大ブレイク」「日本テレビ元アナ・脊山麻理子、温泉で、ついにこんなに」

 袋とじは「独占掲載! 杉本佳代、元静岡放送の人気キャスター衝撃完全ヌード」
ラジオ局のキャスターだったらしいが、普通のお姉さんというところがそそる。
特集にこれという記事がないから、グラビアでも見て、520円分楽しんで!

元木昌彦(編集者)

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"。

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もときまさひこ

最終更新:2020/10/13 10:05
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