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ナイツ塙も危機感!『M-1』全滅で露呈した漫才協会所属=つまらない芸人イメージ

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ナイツ

 改めてその存在意義が問われそうだ。

 11月9日のラジオ番組にナイツ塙宣之が出演。審査員を務める漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2020』(テレビ朝日系)の予選で、自身が副会長を務める『漫才協会』所属タレントが全滅したことに苦言を呈した。

「塙が準々決勝まで進んだコンビかをチェックしたところ、漫才協会所属の芸人は準々決勝どころか、2回戦に進んだのも2組しかいなかったそう。このふがいない結果に塙は、『また全滅ですね。1組もいないって恥ずかしくない?漫才専門の協会とかうたっといて1組もいないんですよ?まずいですよ、これ』と憤慨していました」(芸能ライター)

 塙は準々決勝のほぼ全員が漫才協会で、決勝で「あれ?吉本所属が1組入ったんだ。漫才協会はやっぱり強いなあ」と言うのが夢だと話していたが、その道のりはなかなかに険しそうだ。放送作家が言う。

「そもそも『M-1』自体が吉本芸人を売り出すための賞レースとも揶揄されることもありますが、2回戦のネタを見ても明らかに吉本組のほうが面白くて、吉本優遇とかではなく、単純にレベルが違うだけだと感じました。

 漫才協会と言っても、実際は演芸場の出番を決めるための組織との見方もでき、『師匠』と呼ばれるレジェンド芸人の互助会のような印象。ナイツ以外にテレビの第一線で活躍しているのはU字工事くらいで、ボキャブラ芸人やエンタ芸人など“あの人はいま”的な顔ぶれが多い。お客さんもお年寄りがほとんどですから、お笑いで天下を取ろうという若手芸人が魅力を感じる要素がありません」

 このままでは「テレビに出られないつまらない芸人の集まり」というなイメージも付きかねないだけに、相方で常務理事の土屋伸之と共に、塙は『漫才協会』の価値を上げる方策を急いで考えたほうが良さそうだ。

最終更新:2020/11/12 23:00
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