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100ワニ作者きくちゆうき氏『金スマ』で炎上の舞台裏を告白も視聴者から疑問の声

『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS公式サイトより)

 12月18日放送の『ぴったんこカン・カン&中居正広の金スマ合体2時間SP』(TBS系)の『金スマ』パートに、今年ツイッターで話題となった漫画『100日後に死ぬワニ』の作者・きくちゆうき氏が出演。大炎上の裏側を語ったものの、視聴者から疑問の声が集まっている。

 2019年12月からツイッターでの連載が始まり、主人公のワニが100日後に死ぬことを予告されているという斬新な手法で一躍話題となった本作。しかし、100日後、本当にワニが亡くなる最終回が公開された1時間後に、グッズ化・書籍化・映画化という情報がまとめて発表されたことで、ワニの死に浸っていたファンから大きなバッシングが巻き起こった。いまや炎上の代名詞になったといっても過言ではない。

 そんな中、『100ワニ』終了後、初めてテレビメディアに出演したというきくちは、「(チームは)ないです」と、ひとりで漫画を始めたと告白。その上で、3日目にすでに複数の書籍化のオファーが来ていたといい、6日目にはグッズ化、14日目にオファーの窓口を請け負うという人から連絡が来たとのこと。その人に任せていると、50日目には映画化の話が2本来たと明かした。

 しかし、最終回直後後に商業展開を発表したことについては、「途中で(発表を)出すの嫌なんですよ」と、もともと100日の途中で商業展開を発表するつもりはなかったとし、「作品書いて、それが終わってから、いろんなことを発表して…っていう流れを組んでた」と告白。炎上の理由について出演していた、タレントでクリエイターの松丸亮吾は「ワニの死に浸っているところに『金かよ』って(反感を買ったのだろう)」と解説していたが、きくちは「最終的に見ている人が、どう感じるかまで計算できてなかったんで。見ていた人が結構思い入れを強く持ってくれていたんで、それは嬉しい反面、そこまで考えられてなかったというのは反省しました」と話していた。

 しかし、視聴者からは「炎上の本当の理由が分かってない」「自分たちで盛り上げて作ったブームだと思ったら、最初から人気が仕組まれてたと思っちゃったんだよ」「早い段階で商品化の話が来ていたのであれば、掲載中にオープンにしてしまった方がいくらかマシだった」といった声が集まっている。

「多くの『100ワニ』ファンが抱いていたのは、ツイッターによる連載をツイッターユーザーで盛り上げ、最終的に最終回直前にテレビメディアが取り上げるほど大きなムーブメントにしたという自負です。みんなで“育てた”という意識を持ったファンも多くいますが、商業展開がすぐに発表されたことによって、実はツイッターユーザーが作ったのではなく、予定調和だったと感じた人が多かった様子。きくちの今回の『計算できてなかった』発言にも『その計算が不愉快だった』と訴える声が多くありました」(芸能ライター)

 果たして今後公開予定の映画は成功するのだろうか。

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最終更新:2020/12/21 07:00
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