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週刊誌スクープ大賞

菅義偉の命運は絶たれたーー野田か石破か岸田か“次の総理”は一体誰か?

文=元木昌彦(もとき・まさひこ)

菅義偉の命運は絶たれたーー野田か石破か岸田か次の総理は一体誰か?の画像1
『週刊現代』1/9・16日号より

今週の注目記事・1「2021年日本の大問題 次の総理は誰か」(『週刊現代』1/9・16日号)

同・2「さらば菅総理 総選挙465議席完全予測」(『週刊ポスト』1/15・22日号)「春解散総選挙全予測」(『サンデー毎日』1/17日号)

同・3「『生きるか死ぬか』悲痛な声を聞け」(『AERA』1/11日号)

同・4「残酷な結末――ANA・JAL合併」(『週刊現代』1/9・16日号)

同・5「宮内義彦『盟友・菅総理に物申す』」(『週刊ポスト』1/15・22日号)

同・6「総力取材 コロナ変異種『日本上陸』全情報」(『週刊現代』1/9・16日号)

同・7「ダイナミックAI地震予測」(『週刊ポスト』1/15・22日号)

同・8「検察が『証拠』を改ざん」(『週刊朝日』1/15日号)

同・9「2021年はAI恋活元年になる!」(『週刊プレイボーイ』1/25日号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 明けましておめでとうございます。今年も週刊誌の凄さ、面白さを伝えていきたいと思います。乞う、ご愛読!

 今週は「週刊文春」(文藝春秋)と「週刊新潮」(新潮社)がないので、順位なしでいきます。

 まずは「週刊プレイボーイ」(集英社)の記事から。今年はこれまで以上に、婚活にAIが活用されることが多くなるという。

 2020年8月にスタートした「Aill(エール)」というのはNTTグループ、みずほ銀行、JR東日本など485社の登録企業で働く独身社員が使えるサービスで、メッセージのやり取り中に相手には見えない形で、「趣味を聞いてみよう」「デートに誘ってみよう。成功率80%だよ!」などのアドバイスを受けられるという。

 会話の頻度や内容から2人の相性も数値化でき、相手からの好感度がトーク画面に表示されるそうだ。

 デートにつながる確率は、AIアシスト機能を使った人のほうが、使わなかった人に比べて50%も高いという。

 マッチングだけでなく、デートに誘うタイミングをアシストしたり、相手からの好感度を可視化したりするそうである。

 でも、会話の内容やセックス申し込みのタイミングまでAI頼みでは、結婚してからも、AIに聞かなければ何もできなくならないかね。

 さて、「週刊朝日」(朝日新聞出版)は、神戸地検で第二の村木厚子事件が起きていると報じている。

 元神戸地検の検事事務官A(58)がいうには、09年4月、当時の刑事部長に呼ばれ、「これから一任事件をやってもらう」といわれたという。

 一任事件とは、検察事務官も検事、副検事と同様に、被疑者や参考人などの取り調べや、供述調書の作成などが可能だが、その場合は、検察庁法などで定められた検察官事務取扱検察事務官という資格を得て、検事や副検事の指導・監督のもとに捜査に加わることになるそうだ。

 だがAの場合は、いきなり「これをやってくれ」といわれ、警察から検察庁に送致された事件の捜査、取り調べ、起訴か不起訴かの判断までしろといわれたという。あまりの重責に、精神状態もおかしくなってしまったそうだ。さらに、Aが不起訴にした「不起訴裁定書」には「主任検察官」としてAの印鑑が押印されていたそうである。

 そんなことがあり、上司と対立したりして、職場の秩序を乱したとしてAは首になってしまうのだ。

 Aは不服として、12年5月に人事院に分限免職処分の取り消しの審査請求を起こした。

 元検事たちは、検察事務官への丸投げはあり得ないといっているが、検察側は「Aの検取の適格を見極めるためにやった」と主張し、人事院はAの訴えを却下してしまった。Aは民事訴訟を提訴したが、その裁判で、神戸地検が請求した証拠に重大な問題があることが分かったという。

 人事院での審査の際、刑事部長ら神戸地検の5人が証言したものを文字に起こした「反訳書」は、言葉を削除したり、話していないことが付け加えられていたという。

 意図的に神戸地検の都合のいいように証拠改ざんしていたというのである。

 これが事実なら、「虚偽公文書作成罪に該当する」(元大阪高検公安部長の三井環)そうである。

 検察側が自分たちに有利なように意図的に内容を改ざんできるのなら、裁判などあってもないのと同じではないか。

 こうしたことが検察では日常茶飯に行われていたのだろう。メディアが権力監視の役割を果たさないから、こういうことがまかり通るのだ。些細なことで終わらしてはいけない。

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