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週刊誌スクープ大賞

菅義偉の命運は絶たれたーー野田か石破か岸田か“次の総理”は一体誰か?

文=元木昌彦(もとき・まさひこ)

週刊誌が一斉に菅政権の終わりを予想…

 こういうときこそ、これをテーマに解散すればいい。

 今週は、菅政権は終わりだという特集と、菅は無理やり解散すれば多くの議席を失うという特集が多い。

 これほど早く、レイムダック呼ばわりされる首相も珍しい。

 ポストは、政治ジャーナリストの野上忠興が選挙情勢分析をやっている。

 予想獲得議席数は、自民党が現有282議席から、242議席になると読む。野党第一党の立憲民主党は現有108議席から137議席へ大幅アップする。

 共産党も12議席から17議席へ。日本維新の会は10議席から21議席へと、これもまた伸ばすと見ている。

 菅首相のお友だちである選挙プランナーの三浦博史はサン毎で、自民党は10議席は減らすと見ている。

 だが立憲民主党は2議席減らすと見る。

 菅首相のお友だちというバイアスがかかっているのだろうが、あまりの違いに、どちらを信じればいいのか。

 さて、「週刊現代」(講談社)は、政治評論家や記者会見、ジャーナリストたちに、政界の今後を予測してもらうべく、緊急アンケートを実施したという。

 果たしてその結果は。

 まず目につくのは、菅政権はいつまで続くのかとの問いに、多くの識者が「今年限り」との厳しい回答寄せているという。

「支持率が回復しなければ、今年9月の自民党総裁任期いっぱいで終わることも考えられる」(ジャーナリスト鈴木哲夫)
「よほどの幸運でもない限り、総裁任期とともに退陣に追い込まれる」(東京大学先端科学技術研究センター教授で政治学者の牧原出)
「任期満了までが規定路線だが、正月明けにコロナがひどくなれば、3月の予算通過後に終わりもありえる」(元東京都知事の舛添要一)
菅首相がもし解散に打って出たとして、自民党は菅総裁で選挙に勝てるか? との質問には、政局のプロたる政治部記者たちの見解は「勝てない」でほぼ一致している。それどころか、菅はその前に退陣に追い込まれるとの見方も少なくないようだ。
「8月末から9月末に総裁選が行われ、菅氏は降板。解散総選挙は新総理総裁のもとに行われる。『菅では勝てない』という党の判断で、菅氏は解散権を奪われる」(朝日新聞政治部記者・40代)
「党内で選挙を見据えた『菅降ろし』が始まる。五輪を花道に退陣」(毎日新聞政治部OB・ 50代)
「菅総理はコロナに解散権封じられた。任期満了まで打つ手なし」(時事通信政治部記者・40代)

 現代によれば、自民党関係者に取材すると菅は選挙の顔になれないという記者たちの分析に、同意する向きが多いという。

 それは単に菅の見た目が暗いだとか、喋りが下手だといった理由からだけではない。人心が離れているのだという。

 ある自民党幹部議員がこういう。

「官邸がバラバラになりかけている。変なことを言うとすぐ吊るし上げられて飛ばされるから、みんな黙っている」

 では、次の総理大臣は誰になるかとの問いに、最も多く名前が上がったのは行政改革担当相の河野太郎、そして次が前自民党政調会長の岸田文雄だそうだ。

「やむを得ずだが、各派閥が担ぎやすい岸田文雄が有力」(政治評論家の小林吉弥)

「細田派・竹下派・麻生派・岸田派の4派が担ぐ岸田氏が軸。選挙の顔としてうまく時流に乗れれば河野氏もありえる」(朝日新聞政治部記者)

「安倍の正統後継者と見られていた岸田は、前回の総裁選では途中まで『本命』だった。政治家では安倍に次ぐ213万人ものツイッターフォロワー数を誇る河野は、急速に国民人気を高めつつある。確かに二人とも、ネームバリューは十分だ。

 さらに『初の女性総理』を目指す野田聖子が次期総裁選に打って出る可能性や、前回の総選挙で最下位になり、派閥会長を退いた石破茂の復活を指摘する声も多かった」(現代)

 キングメーカを自称する安倍は岸田で、外相の茂木敏充を高く買っていて、岸田がダメなら茂木だという。

 その他にも二階幹事長がいる。菅とはいいそうだが、選挙の顔にならないと思えば、サッサと斬り捨てるであろう。

 どちらにしても、菅の命脈は断たれたようだ。(文中敬称略)

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