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週刊誌スクープ大賞

ついに“菅義偉降ろし”が……清和会、麻生派が見限る2つの補選のXデー

箱根駅伝で大健闘! 創価大学生徒8割学会員、陸上部は?

 ところで、年初から競馬の話で恐縮だが、私は昔から追い込み馬が好きだ。近代競馬では、先行して直線で抜け出すという無難な勝ち方をする馬が多くなった。

 ヒカルイマイやミスターシービーのように、4角最後方から前にいる馬をごぼう抜きして勝つような馬が少なくなったのは、競馬馬は経済動物、つまり馬主や調教師がそうしたタイプの馬を好まなくなったからである。

 競馬には少なくなったが、今年の箱根駅伝では「大逆転」が起こった。復路の10区、後ゴールまでわずか2キロという地点で、トップを走っていた創価大学のランナーを、駒沢大のランナーが抜き去ったのである。

 10区のスタート時点でトップとの差は3分19秒もあった。往路から見続けてきた私は、創価大の完全優勝を疑わなかった。テレビは点けていたが、他のことをしていた。ゴールまで4.5キロ辺りから創価大のランナーの走りがおかしくなってきた。

 もしやと思ったがゴールまではあとわずか。だが、後ろの駒大のランナーの姿がみるみる大きくなってくる。残り2キロという地点で、創価大のランナーを並ぶ間もなくかわし去った。

 箱根駅伝97年の歴史の中で「10区逆転」は9回しかないという。それもここまで大きな差があったのを逆転したのは初めてだそうだ。創価大には気の毒だが、年の初めに凄いものを見せてもらった。

 文春によれば、創価大は8割が創価学会員だといわれるが、駅伝部の部員の多くは非学会員だそうで、「寮や練習環境も充実しており、選手層の厚い他大より箱根を走れるチャンスがあると、全国から実力のある選手が集まってくる」(ジャーナリスト乙骨正生)という。

 創価大と、復路ですごい追い込みを見せた青学、駒大が、来年の優勝候補ではないか。

 さて、昨年亡くなった三浦春馬の最後の主演作品『天外者(てんがらもん)』がなかなか好調のようだ。

 江戸末期から明治期を生きた実業家・五代友厚を演じているが、西郷隆盛とは正反対の、世間知らずだが、色々な人との出会いを通じて成長していく「青臭くて真っ直ぐな男」を好演している。

 春馬は、もともと2年近く殺陣を勉強していたそうで、三浦翔平が演じる坂本竜馬との殺陣のシーンは圧巻だ。三浦自身も「代表作にしたい」と語っていたそうで、クランクアップの際、「やり切った」といっていたという。

 俳優は羨ましい。三船敏郎も高倉健も映画を見れば、いつでもその中に生きている。

 三浦春馬も、多くはないが映画の中に今でも生きている。この記事の中に「春馬は生き急いだのであって、死に急いだのではない」という言葉がある。

 惜しい奴だったとは思うが、スクリーンで何度も会える。悲しむのは……よそう。

 20年大晦日の紅白歌合戦は2年ぶりに何とか視聴率40%をクリアしたが、NHKからは「嵐」に対する恨みが噴き出していると、文春が報じている。

 最大の目玉である「嵐」をトリに持っていきたかったのに、ジャニーズ事務所はOKを出さず、生配信の有料ライブが優先されてしまった。ライブは8時からスタートし、生配信を中座してNHKに出演したのは9時40分ごろから約13分間だけ。

 その時は47.2%が出たものの、「嵐」がライブに戻ると視聴率はみるみる下がっていったという。あれだけ「嵐」の知名度アップに貢献してやったのに、裏切られたということのようだ。

 ジャニーズ事務所は紅白を見切って、「嵐」で稼げるだけ稼ごうと考えたのだろう。ちなみに「嵐」の生ライブの売り上げは50億円は下らないといわれるそうだ。

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