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間宮祥太朗『オー!マイ・ボス!』で絶賛される“オタク役”…批判噴出の浜辺美波との違いとは

文=東海林かな(しょうじ・かな)

『オー! マイ・ボス! 恋は別冊で』公式サイトより

 視聴率も好調、上白石萌音主演の『オー! マイ・ボス! 恋は別冊で』(TBS系)で、間宮祥太朗が演じる“オタク”役が好評だ。間宮は麗子(菜々緒)率いるファッション雑誌「MIYAVI」編集部のエース・中沢涼太を演じている。元々カルチャー誌を担当していた中沢はクールでドライな性格とされているが、特に目標もなく働いていた主人公の奈未(上白石萌音)にも助けの手を差し伸べるなど、第1話から見せた優しい一面に胸キュンしていた視聴者は多い。

 そんな中沢がもうひとつ見せてくれたのが、先に述べた“オタク”の素顔だ。

 「間宮祥太朗オタクか。いいぞ」

 「中沢さん漫画オタクなんだね。かわいい」

 「仕事熱心で声もよくて、ツンデレでドSで、自分の好きな話題になると饒舌になるオタク属性で、自転車通勤してて顔が間宮祥太朗なの強すぎんか?」

 「孤高の美男な感じなのに、チラチラとオタクな一面が垣間見える」

 SNSでは、そのキャラ設定に賞賛の声が上がっている。第2話で、中沢はファッション誌とコラボする漫画家について熱弁。企画が採用されたのもつかの間、麗子の采配で交渉役を奈未に取られてしまい密かにへそを曲げる。また第3話では、長年推してきたスポーツ選手への取材が叶ったものの理由も告げられず直前で差し替えになってしまう。好きなことについて話しだすと早口になったり、推しのスクラップブックを作っていたりと、かなり入れ込むタイプの中沢。今のところまったく報われていないが、「好き」というエネルギーを仕事に注ぐ、生産性の高いオタク像にかなりの好感が集まっている。

「浅い」「古い」と評される浜辺美波『ウチカレ』とは何が違う?

 オタクといえば、現在放映中のドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)のオタク像も話題になっていた。

 浜辺美波演じるオタク・水無瀬空は、非モテで愛想のない、筋金入りの漫画オタクという設定だ。母親の水無瀬碧(菅野美穂)とともに話し方にもクセがあり、古いステレオタイプに則ったような人物像は、現実のオタクから批判的な目で見られている。特に、漫画やアニメが好きな入野光(岡田健史)が本音を隠してカラオケに参加したシーンは物議を醸した。空の「なんで米津玄師歌うの?『ジャパリパーク』(アニメ『けものフレンズ』の主題歌)歌えばいいじゃん」というセリフに、現実のオタクはむしろ「米津玄師をカラオケで歌わないオタクなんていない」など制作側のイメージが浅いと反感を持つ者もいた。

 両者とも、ジャンルが違うとはいえ、登場人物がオタク気質である点に間違いはない。しかし、オタクのイメージにどこか押し付け感のある『ウチカレ』と、編集部というコミュニティの中でオタク自身がただ淡々とふるまう『ボス恋』では、視聴者の抱く印象がかなり違う。

 もっとも、“オタク”であることをメインテーマとして扱う『ウチカレ』のほうが、賛否両論巻き起こるのも無理はない。先の「隠さず好きなものを歌えばいい」という空の発言も、堂々と自分らしくあればいいというメッセージ自体は頷けるものだ。それを思うと、好きなことを堂々とさらけ出す中沢は『ウチカレ』が理想とする人物像なのかもしれない。彼のように「好き」を武器にする生き方は、オタクの憧れだ。

 第4話の予告では、奈未と潤之介(玉森裕太)の関係が気になるようすの中沢の姿が。前回までは仕事一辺倒で恋愛模様には関わってこなかった中沢だが、これからどうなっていくのか。オタクであることが大きな魅力である中沢の今後を見守りたい。

■番組情報
火曜ドラマ『オー! マイ・ボス! 恋は別冊で』
TBS系/毎週火曜日22時~
出演:上白石萌音、菜々緒、玉森裕太、間宮祥太朗、久保田紗友、亜生(ミキ)、秋山ゆずき、太田夢莉ほか
脚本:田辺茂範
演出:田中健太、石井康晴、山本剛義
プロデュース:松本明子
音楽:木村秀彬
主題歌:Kis-My-Ft2 「Luv Bias」(avex trax)
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/BOSSKOI_tbs/

東海林かな(しょうじ・かな)

東海林かな(しょうじ・かな)

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

最終更新:2021/02/02 17:00

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