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MARUOSAの「かた焼きそばのフィロソフィー」第1回

海老天ベンツも潜む圧倒的な情報量の“揚げ日本そば”スタイル

文=MARUOSA(マルオサ)

海老天ベンツも潜む圧倒的な情報量の揚げ日本そばスタイルの画像1
以下、写真/小嶋真理)

 シュプリームのコレクションに楽曲を提供し、海外の有名音楽フェスに出演するなど、国内外で評価されてきた“エクストリーム・ミュージシャン”のMARUOSA。他方で“かた焼きそば研究家”としての顔も持ち、近年は『新・日本男児と中居』(日本テレビ)や『たけしのニッポンのミカタ!』(テレビ東京系)といった地上波のテレビ番組にしばしば登場して注目を集めている。そんな彼が、驚愕の絶品・珍品に光を当てながら、かた焼きそばの奥深き哲学に迫る!

 記念すべき第1回目は、なぜか千葉県松戸市。

 松戸といえば、今や全国区の「中華蕎麦 とみ田」をはじめ、人気店がひしめくラーメン激戦区である。個人的には、90年代を代表するヤンキーマンガのひとつ『カメレオン』(講談社)に登場する愚連隊「松戸苦愛(マツドクラブ)」の残像がベトリと脳裏にこびりついている。思春期の記憶というのは美しくもあり厄介だ。

 そんな“戦場”の中心地・松戸駅から新京成線で5駅ほど離れた常盤平駅に“異形のかた焼きそば”が存在する。とある情報筋からそのように聞いた私は1月下旬、さっそく現地に向かった。

 下車した私を待っていたのは、まさかの降雪。新連載の洗礼なのか、発掘調査を拒む呪いなのか、容赦なくビニール傘に積もる雪の重みをじわりじわりと感じながら歩くこと約15分、目的地に到着した。

 昭和48年(1973年)に先代店主がここ常盤平に開業した「そば処 そば福」(以下、そば福)は、広い敷地をふんだんに活かした、“圧倒的”日本家屋のそば処である。

海老天ベンツも潜む圧倒的な情報量の揚げ日本そばスタイルの画像2
「そば処 そば福」の外観。一見、かた焼きそばが提供されるようには思えないが……。

 敷地内には庭園があり、外国人観光客も訪れるそうだ。さらに「子宝神社」なる御社もあり、こちらも多くの方が参拝にやって来る。

 また、店内には店主が狩猟で仕留めた動物の剥製や調度品などが飾られているが、決してうるさくなく、非常に温かな雰囲気が漂っている。あれほどまでに憎らしかった雪が今では名脇役に思えてくる。

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