日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 『農家の嫁』フミカ&いまおか監督インタビュー
R15映画『農家の嫁は、取り扱い注意!』公開記念クロストーク

映芸ベストワン監督とGカップ新人女優がコラボ こんな嫁がほしい! エッチで純真な『農家の嫁』

寝室シーンは共演男優もノリノリに

フミカ――映芸ベストワン監督とGカップ新人女優がコラボ こんな嫁がほしい! エッチで純真な『農家の嫁』の画像

――フミカさんは、人をもてなしたり、楽しませることが好きなんですね。初めての映画の撮影現場で、驚いたことは?

フミカ:すべてですね(笑)。撮影開始の「はい、用意スタート。カチンッ」のタイミングが撮影初日はつかめなくて。本当、そういう初歩的なところからのスタートでした。でも、終わってみれば、どれも楽しい経験でした。学生の頃は部活とかにがむしゃらになることはあっても、20代になって自分がここまでがむしゃらになれるのはありがたいことだなぁって思います。

いまおか:フミカさん演じる瑠美がオレオレ詐欺グループに怒りを爆発させるシーンがあるんだけど、テスト段階ではシリアスになり過ぎたので「踊りながら、怒ってみようか」と言ったところ、「はい!」と答えて、ちゃんと演じてくれた。すごいと思った。

フミカ:いまおか監督の演出がユニークだったので、そのシーンはすごく印象に残っています。「えっ、踊りながら怒るの?」って最初はちょっと不思議に感じましたけど、現場では監督の言葉が正解なわけですから、とにかくやってみようと。踊りながら怒る、そして土下座する、というとても変わった体験をさせていただきました(笑)。

――夫役の石橋保さんを相手に、官能シーンにも挑戦。緊張しましたか?

フミカ:緊張しましたけど、もうやるしかないなと。石橋さんとの寝室シーンはひと晩ですべて撮ったんです。その中で看護師やSMの女王さまにもなりました。ムチで石橋さんを叩くシーンもあったんです。

いまおか:石橋さんはノリノリだったね。

フミカ:うれしかったです。石橋さん、最初は普通のパンツ姿だったんですが、私が女王さまの衣装になるのを知って、「これじゃあ、釣り合いが取れない」とおっしゃって。それで、大人用のおむつを用意したんですよね。

いまおか:近所のドン・キホーテが開いててよかった(笑)。

フミカ:石橋さんのおかげで、より面白いシーンになったと思います。

いまおか:映画の現場を楽しむって、そういうこと。さすが、石橋さんは長いこと俳優やってる人だなと思いましたね。制作予算も撮影日数も限られていた作品だったけど、それ以外はとても自由だった。キャストやスタッフから自由にアイデアを出してもらって、そんな現場の自由な雰囲気をカメラに収めることが映画じゃないのかな、と俺は思うんですよ。

――神代辰巳監督のロマンポルノで活躍した宮下順子さんがお姑役で出演。いまおか監督の神代監督へのリスペクトを感じさせます。

いまおか:宮下順子さんとの仕事は初めてでした。学生時代に宮下さんの出演映画をずっと観ていたので、感激でしたね。宮下さんからは「何でもやるから遠慮しないで」と言ってもらえて、仕事を続けていると、こういうこともあるんだなぁと。宮下さん、声が若い頃から変わってないんです。いや~、よかった。フミカさんのおかげです。

フミカ:いえいえ、とんでもございません。劇中、瑠美が何かすると、宮下さん演じるお姑さんが「ワォ!」って驚かれるんですが、嫁と姑の仲が悪いままだとつまらないからと、後半の脚本にはないところにも「ワォ!」を入れてくださり、「ワォ!」のひと言で嫁と姑の関係性がちょっとだけ縮まったことをコミカルに表現されていました。さすがですよね。

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