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TBSの朝の新番組『ラヴィット!』をネット民が酷評で先行きは大丈夫なの?

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TBS『ラヴィット!』公式サイトより

 立川志らくがMCを務め、3月26日で終了したTBS系の情報番組『グッとラック!』に代わり、同29日からスタートした『ラヴィット!』の評判がどうにもかんばしくないようだ。

 同番組は“日本でいちばん明るい朝番組”をうたい、「今の暮らしが10倍楽しくなるライフアイデア発見バラエティ-」を標榜。司会には麒麟・川島明と田村真子アナが起用されている。『グッとラック!』では時事ネタも扱っていたが、新番組ではニュースやワイドショーは一切なし。衣食住遊をテーマに、生活情報に特化した内容になっている。

「他局の同時間帯の番組では、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)や新番組の『めざまし8』(フジテレビ系)はニュースが主力。『スッキリ』(日本テレビ系)はエンタメとニュースが混在。『あさイチ』(NHK総合)は生活情報が中心。そんな中、他局と差別化を図るために、『ラヴィット!』は生活情報に特化しましたが、『あさイチ』や『スッキリ』も生活情報は取り扱っていて、そんなに目新しさがない。メイン企画は“一流のプロが教える『LOVE it!』ランキング”で、コンビニスイーツ、パスタソース、冷凍食品などを毎日45分くらいにわたって長々と取り上げていますが、これが大不評のようです」(テレビ誌ライター)

 レギュラー出演者は、ロバート・馬場裕之、ぼる塾、丸山桂里奈&本並健治夫妻、ビビる大木、ミキ、宮下草なぎ、若槻千夏、アンタッチャブル・柴田英嗣、見取り図、矢田亜希子、NON STYLE・石田明、ニューヨーク、ギャル曽根、野性爆弾・くっきー!、EXIT、東京ホテイソン、ジャングルポケット・太田博久&近藤千尋夫妻といったところで、若手・中堅の芸人が中心だ。

「『グッとラック!』より、3割ほどコスト削減が厳命されたといいますから、前番組に出ていたロンドンブーツ1号2号・田村淳のような大物のキャスティングがそもそも難しい。商品購買意欲のあるコア層狙いというのはわかりますが、全体的に出演者の小粒感が否めません」(同)

 ネット上では、「朝からコンビニスイーツやパスタソースのランキングなんて、1時間近くやっても見ない」「安っぽい芸人、タレントが騒いでるだけでうるさいだけ」「土日の昼ならわかるが、忙しい平日朝のこの時間に、こんなのんきな番組は見てられない」「『ヒルナンデス!』(日テレ系)を朝から見せられてる感じ」「おカネかけないように番組制作してる感がすごい」「朝の番組にはニュースや時事ネタも必要」「出演者からして、若い視聴者層を狙っているのはわかるけど、その層がこの時間帯にテレビを見てると思わない」「川島はこんな番組のMCを押しつけられて貧乏くじ引かされた感じ。田村アナも報道路線で期待されていたのに、これでは気の毒」などとして酷評の声が大多数のようだ。

 一般的に新番組の視聴率は、ご祝儀で上がることが多いが、初回(3月29日)の世帯視聴率は民放ではテレ朝、日テレ、フジに大差をつけられたまま。その上、『グッとラック!』の前4週の平均から大きく下げてしまったのだから目も当てられない。

 まだ始まったばかりだけに、ひとまずTBSのお手並み拝見といったところだが、さすがにこれだけ視聴者が総スカン状態なだけに、先行きが不安視される。番組内容を刷新するなど、早めに手を打った方がいいのかもしれない。

最終更新:2021/04/03 14:00
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