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小室圭さん“結婚へのキーマン”は美智子上皇后――「小室圭文書」の公開と元婚約者をめぐる弁護士口調の貫禄

厚労省でパワハラによるノンキャリ職員の自殺未遂が発覚

 さて、同じ文春が、厚労省の年金局でシステム関連の仕事をしていた40代のノンキャリ職員が、3月22日の午前6時過ぎ、厚労省が入る中央合同庁舎5号館で自殺を図ったと報じている。

 その2日前には同省の老健局の職員23人が深夜まで送別会を開いていたことが発覚して、批判を浴びたばかりである。

「別の部署への異動の内示を受けたA氏(ノンキャリ職員=筆者注)は3月22日の未明、同僚らに対し、<本当にお世話になりました>などと挨拶のメールを送信した」(文春)

 Aは救急搬送されて緊急手術を受けた。だが、新型コロナに伴う病床ひっ迫の影響で、入院はできずに親族の元へ身を寄せたそうだ。

「彼は読書家で、いつも様々なジャンルの本を持ち歩いていました。自らのペースで真面目に仕事をしていたのですが……」(厚労省関係者)

 文春によれば、Aは2019年に現在の部署に異動してきたが、同じタイミングで異動してきた50代のBに、同僚たちの前で、「簡単な仕事にいつまでかかってるんだ!」「バカか、お前は!」と?られていたという。

 それがためか、うつ病を悪化させたAは休暇を取り、約1カ月後に職場復帰したそうだ。

 だが、部署の全員が受信する業務メールを一人だけCCから外されるようになったという。

 当夜、Bから受けたパワハラを示唆する内容を含めたメールを送信後、準備していたハンマーで窓ガラスを叩き割り、飛び降り自殺を図ろうとしたのである。

 コロナ対策の核である厚労省に不祥事が続発するのには理由があるはずだ。樽見英樹次官はその原因をはっきりさせる責任がある。

 新潮も、昨年3月12日にギリシャで採火式が行われ、その聖火を日本に運んできた組織委幹部の河村裕美は夫と別居中で、その理由が「不倫」だと、文春を援護射撃している。

 彼女の夫は自民党の河村建夫元官房長官の長男で、ゆくゆくは河村の後継者として地盤を受け継ぐと見られている河村健一。

 妻の裕美は2015年春から2年間、スイスにある国際オリンピック委員会(IOC)に日本人として初めて職員として派遣されているが、その直前、不倫が発覚したという。

 相手はNPO法人の代表で、夫が彼女のフェイスブックで2人のやり取りを見つけ、探偵事務所に妻の素行調査を依頼、彼女が連日のように男のところに連泊している「半同棲常態」であることが判明した。その後の詳しい経緯は省くが、夫が妻とその不倫相手に民事訴訟を起こし、2016年に不倫相手側が160万円を払って陳謝したという。

 清く正しく美しいはずの五輪組織委の中に蠢いているのは、醜い欲望を身にまとった人間たちばかりのようではないか。

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