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「ペヤング」は今年もヤバすぎた──2021年の大ヒット(?)商品を振り返る

決定! 2021年最高の一杯──奇抜さだけが「ペヤング」じゃない

「ペヤング」の場合、「獄激辛」や「ペタマックス」など奇抜な商品がフューチャーされがちです。筆者もついついそういった商品に飛びついてしまうわけですが、実は創作系の「正統派」な商品も多く、特に今年はたくさん発売された印象でした。

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「こってりラー油ガーリックやきそば」(左)と「マヨ酸辣やきそば」(右)

 1月に発売された「こってりラー油ガーリックやきそば」は、「ラー油」よりも「ガーリック」よりも、たっぷり入った豚脂が目立っており、脂ギトギトな上にラー油とガーリックを効かせたパワフルな一杯。こういう商品は「超大盛」でも需要がありそう。

 9月に発売された「マヨ酸辣やきそば」は、甘い酸辣湯ソースとマヨネーズが好相性。酸辣湯としては辛さや酸味が物足りなかったですが、酸辣湯とマヨのバッチリ噛み合った感は、創作料理の鑑のようなおいしさでした。

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「にんにく納豆やきそば」(左)と「オムそば風やきそば」(右)

  カップ麺で納豆を使うと奇抜に見えがちですが、9月に発売された「にんにく納豆やきそば」は、強烈なニンニクの脇役として納豆が香るのが特徴。ガッツリ納豆を食べようとすると物足りないですが、納豆が入っているからといって決してイロモノではありません。

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「オムそば風やきそば」

 10月発売の「オムそば風やきそば」は、甘濃いソースとマヨネーズの相性の良さ、そして大量のかきたまでオムそばを表現する面白さが相まって、奇抜じゃなくとも心に残る一杯でした。個人的見解では、2021年どころか、筆者が食べた中で過去最高傑作の「ペヤング」でした。

「ペヤング」好きを実感した1年に

 2021年の「ペヤング」をまとめました。「獄激辛」や「ペタマックス」に戦々恐々としながらも、なんだかんだで新しいペヤングの発売を楽しみにしている自分がいて、改めて「ペヤング」が好きなことを実感する1年でした。

 懸念点があるとすれば、2021年の後半から「獄激辛」の発売がないことと、「ペタマックス」の影に隠れてまるまる1年も「GIGAMAX」が出なかったこと。ペヤングさんのことなので、ひょっとすると2022年には「獄激辛GIGAMAX」なんていう地獄の商品が登場してしまうかもしれません。あの孫悟空でも、このペヤング地獄を突破するのはちょっと厳しいかもしれません。

オサーン(カップ麺ライター)

カップ麺ブロガー&ライター。ブログで10年以上、5000食以上のカップ麺新商品をレビューしています。@ossern「カップ麺をひたすら食いまくるブログ」

おさーん

最終更新:2023/02/27 21:18
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