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ロシアのウクライナ侵攻、岸田政権の“鈍さ”と「新冷戦時代」

 またまたまた小室圭の話である。23日,24日に2度目の司法試験を受けた小室だが、首尾はどうだったのだろう。

 多くの週刊誌は、合格はまずないと見ているようだが、想定外の男だから、意外な結果になるやもしれぬ。楽しみに待とう。

 文春は、試験に落ちれば、小室圭には3つの爆弾が待っていると報じているが、目新しさはない。

 これまでもいわれてきた、ビザの問題。それは合格してもついて回るようだ。なぜなら、H-1Bというのは抽選制で、その確率は43%しかないというのだ。

 それに外れれば、合格したとしても、「国外退去」になるかもしれないというのである。それ以外にも、眞子さんの就職先が決まったようにいわれているが、メトロポリタン美術館のほうから「それは事実ではない」といわれたという。

 さらに、美術館の学芸員は博士号を条件にしているが、眞子さんは持っていないことも、不利になるようだ。まだまだ苦難の道は続くようである。

 眞子さん問題だけではなく、最近は、長男悠仁さんに対する風当たりも強く、秋篠宮家は心が休まる時がないようだ。

 秋篠宮紀子さんは、長男を初の東大卒の天皇にしたいと考えているといわれる。そのために東大への進学の確率が高い筑波大学附属高校へ入れたというのだが、それが様々な波紋を広げている。

 週刊新潮(3月3日号)によれば、さる宮内庁関係者が、

「競争が身近にある環境で大事な高校生活を過ごされ、なおかつ3年後には大学進学が控えている。どのような青春時代を過ごされてきたかは将来、どのような天皇となられるのかに大きく反映されます。

 超進学校に通われ、受験勉強に時間が割かれるのだとすれば、この時期に身につけられるべき帝王学、そして国民統合の象徴たるご自覚の涵養などがおろそかになってしまわないでしょうか」

 と心配している。

 週刊朝日(3月4日号)によると、昨年の筑附高からの東大合格者数は29人。日比谷63人、開成146人に比べるとかなり落ちるが、それでも学年で50番以内にいないと、合格は難しいかもしれない。

 そうなれば、東大一直線と、昼夜を分かたず勉学に励まなくてはならないはずだが、そこは、未来の天皇陛下だから、紀子さまをはじめ宮内庁が手を打ってくれるはずだ。

 秋篠宮や紀子さんのつながりで、東大とは太いパイプがあるといわれている。毎年、東大は学校推薦型選抜(推薦)の合格者を100人程度受け入れていて、サンデー毎日(3月6日号)によると、1校当たり、推薦できる人数は男女2人ずつ計4人とされているようだ。

 今年は、薬学部に筑附高の名前がある。悠仁さんは農学部志望といわれているが、4人が推薦で合格している。

 だが、仮に東大まで推薦入学で難なく入学するとしたら、悠仁さんは、「僕の人生はなんでも思い通りになる」と勘違いしてしまうかもしれない。

 そうなれば、2月23日の誕生日会見で天皇がいっていた、「皇室の在り方や活動の基本は、国民の幸せを常に願って、国民と苦楽を共にすることだと思います」という一番大事なものが抜け落ちてしまいはしないか。

 さて、オミクロン株の勢いはやや落ちてきたものの、高止まりである。岸田文雄首相は、アメリカのように、感染者は多くても規制を緩めて、経済を回したいようだが、一つ間違うと、政権が潰れかねない。

 そのいい例が大阪にあると文春が報じている。

 このところ、大阪の感染者数が一番多いと発表されることが多かった。人口比でいっても、東京超えは、吉村知事にとって頭の痛いことだろう。

 文春によれば、致死率は、東京の約3倍もあるというのである。さらに保健所がコロナ対応に追いつけていないという。

 2000年に大阪市の24区それぞれにあった保健所を一か所に集約したがために、コロナの感染の広がりについていけないことがその遠因になっているという。

 さらに、府と市が権限争いをしている。本来は府がリーダーシップを取るのだが、現在の市長は日本維新の会の代表である松井一郎だから、副代表の吉村にとっては上司になる。

 こうしたねじれ現象が、コロナ対応を遅らせているとしたら、大阪の人間はたまったもんじゃないだろうな。

 オミクロン株は減少してきてはいるが、まだまだ5波に比べてもはるかに多い。死亡率が低いといわれていたが、これも数が多いため、5波とは比べ物にならないくらい多い。

 いつになったら食事や海外旅行が安心して楽しめるのか、人心はそろそろ爆発寸前かもしれない。

 文春は専門家7人に、「いつ安心できるのか」と聞いているが、彼らにもよくわからないようである。

 2月上旬にはピークを越えたというのは、厚労省専門家会合の脇田隆字座長。「たぶん感染者が一万人を切ったあたりで『少し安心』という人が出てくるでしょう」というのは武藤義和医師。

「数字にとらわれず周囲の感染状況に注意すべきでしょう」と、やや早期安心に消極的なのは、鈴木博院長。

 児玉栄一教授は、「感染者のピークアウトは、感染者数がこれ以上増えないという目安でしかありません。安心とは無関係と考えたほうがいい」という。

 森田豊医師は、「ステルスオミクロン株は、感染力がオミクロン株の約二倍と言われています。第六波の収束を待たず、三月や四月に第七波へ突入する可能性もある」といっている。

 しかるにこうして、結局、専門家にもわからないのである。

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