日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 秋篠宮との“断絶”招いた「ある行動」

小室圭さん「ある行動」は眞子さまの“心の拠り所”となり――秋篠宮との“断絶”を招いた

「ニップレスを外して」映画業界で続く性加害告発

 私でさえ、渡辺直美が広告塔になっている「キレイモ(KIREIMO)」ぐらいは知っている。

 電車か雑誌で見たのだ。脱毛サロンなど私に関心はないが、FLASHによると、ここを運営する株式会社ヴィエリスがやばいことになっているという。

 全国で60店舗を展開しているというが、40万円程度払うと納得できるまで何度でも施術を受けられるというのが売りだ。

 だが、客が解約・返金してくれといっても、返金時期はわからないといわれたというのだ。

 それだけではないようだ。給料が遅配で、水沼智博社長名で、「コロナ化で資金繰りが悪化している」という文書が公表されたそうだ。

 急激に伸びた背景には、過剰すぎる広告費があり、経営を悪化させたのも、そのためであるようだ。

 広告代理店関係者は、広告費は年間数十億円だという。いくらなんでもと思うが、目先の利益に惑わされて、経営者としての基本を忘れてしまったようだ。

 そういえば、潰れる潰れると騒がれた、RIZAPはどうしたのだろう。

 映画界の#MeToo告白はまだまだ続きそうである。今度は、中島哲也監督の映画『渇き。』(2014年6月公開)に出演した女優が、バストトップの露出があるとは伝えられていないのに、公開されてしまったと告発している。

 中島は『嫌われ松子の一生』や『告白』などで日本アカデミー賞最優秀作品賞や監督賞に輝いている。

 撮影当日、衣装係から「ニップレスを外してください」といわれ、彼女は拒み、撮影は中断した。

 プロデューサーの鈴木ゆたかからは、1日撮影を止めると300万円の損失が出ると責められ、中島監督からは、編集時に彼女の事務所と彼女に参加してもらって、不都合なシーンがあれば、申し出てくれればカットするといわれた。

 だがクランクアップしても、中島監督から編集に呼ばれることはなかったという。

 試写会で映し出されたのは、彼女のバストトップが露わになったレイプシーンだった。

 抗議しても後の祭り。彼女は個人的に弁護士を立て、交渉した。先方は修正に応じたが、うっすらとぼかしがかかっているだけだった。

 彼女は、深く傷つき、医師からは抑うつ状態と診断された。睡眠導入剤や風邪薬を大量に飲み、病院に搬送されたことも。

 そして彼女は、静かに芸能界を去った。

 彼女は、

「映画界には個人から個人への加害ということだけではなく、業界全体の体質として組織的な加害が蔓延しています。(中略)私のような被害者が出ないよう業界の改善を祈っています」

 と語っている。

 よくある話。この程度は当たり前。そういう言葉で片付けてはいけない。

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