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乃木坂46、全ツで30thシングル初披露! センターが齋藤飛鳥じゃなかったのは…

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齋藤飛鳥(Getty Images)

 7月19日、大阪城ホールからスタートした乃木坂46の「真夏の全国ツアー2022」(以下、全ツ)では、30枚目シングル「好きというのはロックだぜ!」のパフォーマンスが初披露され、ファンを沸かせた。この直前、17日深夜放送の『乃木坂工事中』(テレビ東京系)では、30枚目シングルの選抜メンバーが発表。30枚目という節目のシングルにてセンターに抜擢されたのは、ファースト写真集『まっさら』(新潮社)が累計発行20.5万部のメガヒットを記録している4期生・賀喜遥香だ。

「乃木坂46の新たな顔となりつつある賀喜が2作ぶりのセンターを務めることへの不満は少ないものの、今回は節目のシングルとあって1期生のエース・齋藤飛鳥を予想していたファンも多かった。ですが、結果齋藤はセンター横のポジションとなり、落胆の声も聞かれます。齋藤は過去4作のシングルでセンターを務めていますが、23枚目が最後となっているため、もしかすると本人がセンターを断っているのではないか? なんて憶測も生じています。実際、齋藤の2nd写真集が発売されないのも“本人都合”と目されていますし、グループ想いの齋藤が後輩に道を譲り、センターを断るのは不自然ではありません」(芸能ライター)

 一方、「齋藤がセンターを断っているわけではないと思います」と言うのは、アイドル誌ライター。その理由をこう続ける。

「白石麻衣卒業シングルである25枚目を境に、1期生一強時代は終わりました。運営としては新世代メンバーを育て、存在感を大きくしたいがために、1期生である齋藤をセンターに起用しなくなったのではないか。また、今回に関しては5期生・中西アルノのセンター抜擢が裏目に出た29枚目シングルの失敗を取り戻すために、運営側としては波風を立てないメンバーをセンターに立たせたかったと考えられます。齋藤は我が道を行くところがあり、そこがファンが圧倒的に多い理由のひとつですが、29枚目からのイメージ回復には、賀喜のように老若男女に好かれている“好感度モンスター”のほうが向いていると判断された可能性はありそうです」

 今回も“センター齋藤”が見送られたことで、ファンは今後の選抜発表を極めて複雑な気持ちで見守らなくてはならなくなったといいう。前出の芸能ライターが言う。

「全ツ直前には、1期生の樋口日奈と和田まあやがとうとう卒業を発表。これで、残る1期生は齋藤飛鳥と、キャプテンの秋元真夏のみになりました。2期生もすでに鈴木絢音ただ1人になっています。これからの乃木坂46は4期生、5期生にシフトチェンジしていくことになるでしょうから、齋藤が再びセンターに立つ機会はもうないかもしれません。次に齋藤がセンターに立つときは、おそらく齋藤の卒業シングルの時でしょう。となれば、ファンとしては齋藤がセンターに立つことは恐怖でしかない」

 全ツ後半、または全ツ後に“重大発表”がされないか、ファンはやきもきする日は続きそうだ。


 

久田萬美(アイドルライター)

1990年生まれ。大学卒業後、某週刊誌のカメラマンを経てフリーライターに。2ちゃんねるネイティブ育ちで根っからのゴシップ好き。

ひさだまんみ

最終更新:2023/06/20 14:16
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