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旧統一教会への弱腰報道のなぜ──朝日新聞が暴露恐れる“宴席”の内容

旧統一教会・文鮮明と金日成のカンケイ「私のお兄さんになってください」

 文春を読む限り、統一教会の創始者・文鮮明という人間は、相当いい加減な男のようだ。

 勝共連合という反共団体をつくっているのだから、北朝鮮などは唾棄すべき体制だと思うが、自分も北朝鮮生まれということもあるのだろうか、北朝鮮、特に金日成への思慕の情は熱かったようである。

 朝鮮戦争が終わった翌年の1946年、朝鮮共産党に南側のスパイだという容疑で、逮捕されているそうだ。

 その後出獄して、ソウルで統一教会を創始するのだが、1991年、文が突然、北朝鮮を訪問するのである。

 当時を知る教団関係者によると、北朝鮮側は受け入れる条件として、1億5000万ドルの献金を求め、文は、その23倍の総額35億ドルを援助したというのだ。

 そうして文は、金日成に「私のお兄さんになってください」といったそうだ。以来、信者たちから搾り取った潤沢な資金にものをいわせて、文は北朝鮮側に入り込んでいったというのである。

 カネさえあれば何でもできる。それが、文という人間の根底にある考え方なのであろう。

 ところで、元オセロのお笑い芸人、中島知子(51)という女性を私は全く知らないが、一時は、占い師に洗脳されて、テレビには出なくなっていたはずである。

 それがこのところ、中居正広の番組などに出だしていると文春が報じている。

 芸人だから話せば流暢だし、笑いのツボも心得ているだろうから、テレビに出てくれば多少人気は出てくるのだろうが、心配なのは、「洗脳は解けたのか」ということであろう。

 もし、まだ洗脳状態にあるとしたら、そうした人間をテレビに出していいのかという疑問もあるかもしれない。

 中島は、かつての騒動の中で、「家族とはすごく仲が悪い家に育った、家への送金を止めたら揉めた」などといっていたという。

 その真偽はどうなのか。文春が母親にインタビューしているが、彼女は、親を悪くいうならそれはそれでいい。親は親ですから、今でも子どもは可愛い。いつかわかってくれる日が来るように、あの子の幸せを願い続けますといっている。

 これだけ読む限りは、母親のほうのいい分に理があるように思うのだが、中島ももう中年なんだから、母親の悪口をいいふらすのはやめといたほうがいいと思う。

 それに、テレビというのは「いま面白ければなんでもいい」というのがモットーだから、使い捨てにされないよう気を付けることだ。

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