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『関ジャム』あいみょんが「あんな歌で 恋を乗り越えてきた」ラブソングの先生はあのアーティスト 

好きな子に名盤を借りパクされた…“CD世代”ならではの思い出

 続いてあいみょんが挙げた曲は、久保田利伸「Missing」だった。

「久保田さんの『Missing』はお父さんの部屋にCDがあって、私は『流星のサドル』が大好きで聴いてて。で、カップリングの『Missing』を聴いたら良すぎて、『なんや、これ!』ってなって」(あいみょん)

「流星のサドル」のカップリングが「Missing」とあいみょんは口にしたが、それはたぶん彼女の勘違い。そもそも「流星のサドル」はシングル曲ではなく、おそらく彼女が聴いたのはアルバム『SHAKE IT PARADISE』だったはずだ。同作の1曲目は「流星のサドル」で、4曲目は「Missing」。つまり、あいみょんはアルバムを聴き込んだのだ。

「今はサブスクで聴き放題だったりしますが、昔は『買ったからにはアルバムを隅々まで聴いて覚えてやろう』という気持ちがあったと思うんですよね。だから、(あいみょんが)そういう聴き方をまだできていた世代だと聞けて、嬉しいです」(いしわたり)

 完全なる“CDの世代”だったあいみょん。そんな彼女は、自身が聴き込んだ久保田のCDを知人に貸してあげたそうだ。

「中学校のとき、好きな男の子に貸して返ってきてないんですよ。でも、好きな子に自分がいいなと思った楽曲をCDで渡す世代ではあったので。『好きな子にCD貸したな、返ってきてへんな』っていう思い出」(あいみょん)

 80年代の名盤を借りパクされていたあいみょん。今ごろ、件の男性はテレビを見ながら「やっぱ、俺のことが好きだったのか……」と思っているのだろうか?

 カミデも、「Missing」には思うところがあるらしい。

カミデ 「この曲ってカラオケで、その学校で1人しか歌えないんですよ」

あいみょん 「そういう曲ありますよね! 『学校で1番うまい可愛い子しか歌ったらあかん』って。歌に相当自信がないと歌ったらあかんやろみたいな(笑)」

 酷なカースト制度である。たしかに、「Missing」は歌唱力アピールにもってこいの曲だけれども。というか、学生時代にあいみょんより歌がうまい女子がいた事実に驚く。

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