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不動産価格の高騰、ついに潮目がきた!不幸にならない再開発の街購入(高輪ゲートウェイvs大崎編)

高輪ゲートウェイと大崎、まだまだ再開発は始まったばかり、買っとくならどっち?

2.人口や世帯数、年収の比較

 そんな各駅の人口と、世帯数推移のデータを比較していきます。

●2-1.人口と世帯数の推移とその比較

※参照:港区
※参照:品川区

 港区、品川区が発表した人口に関する統計データを基に、高輪ゲートウェイ駅、大崎駅から徒歩15分圏内の世帯数と人口の推移を考察していきます。

 データを確認すると、高輪ゲートウェイ駅は直近5年間で大きな変化はありませんが、世帯数が80世帯、人口が172人減少しています。

 また、大崎駅も同様に、世帯数が194世帯、人口187人減少していることが分かります。

●2-2.駅徒歩圏の人口予測の比較

 次に、各駅徒歩15分圏内の人口推計のデータを見てみます。

 上記のグラフは『国土数値情報(H30国政局推計)/国土交通省』のデータを国際航業が編集・加工した情報を元に作成されたグラフです。

 高輪ゲートウェイ駅の2050年までの人口は、13,657人増加の予想となっています。

 一方の大崎駅も、6,342人増加の予想となっています。

 どちらの駅も、今後のタワーマンション建設等、再開発事業による人口増加が数値に反映されていると考えられます。

●2-3.駅徒歩圏の年収の比較

 

 次に、高輪ゲートウェイ駅と大崎駅の年収別世帯数の割合を比較していきます。

 高輪ゲートウェイ駅は大崎駅に比べ、年収1,000万円以上の世帯が多く、約23.7%程度を占めることがわかりました。白金エリアは現在も企業のトップ、芸能人たちが好んで住む場所でもあるため、それが数値に反映されています。

 一方、年収200~400万円の世帯数を比べると、大崎駅の方が割合が高く、約28.7%程度を占めています。後述しますが、大崎駅は単身者が多く、それが数値に反映されているようです。

●2-4.人数別世帯数の比較

 上記のグラフは、高輪ゲートウェイ駅と大崎駅の世帯数を比較したグラフです。

 データを確認すると、単身世帯数は大崎駅の方が割合が高いことがわかります。上記のグラフと、前述した年収別世帯数のグラフから、年収200~400万円の単身者が多いと予想することができます。

 大崎はビジネス街であり、さらにはスタートアップ企業なども集まることから、このような世帯に好まれることがわかります。

 高輪ゲートウェイ駅は、2人以上の世帯が多い傾向にあります。世帯年収や家賃、物件の価格の高さが影響しているのかもしれません。

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