週刊!タレント解体新書 第47回
言うまでもないことだが、テレビ番組とは多くの人たちの手によって作られている。出演者、ディレクター、プロデューサー、カメラマン、音声スタッフ、美術、などなど。これだけ多くの人々が関...
週刊!タレント解体新書 第46回
12年間のブランクなど、みじんも感じさせない。むしろ、12年間の鬱憤を叩きつけるように言葉をまきちらしている。もちろん、古舘伊知郎のことだ。この3月で『報道ステーション』(テレビ...
週刊!タレント解体新書 第45回
ゆうたろう旋風が巻き起こっている。石原裕次郎ファッションに身を包み、渋い声でワイングラスを傾ける男がなぜ突然ブレイクを果たしたのだ、と考えるのは早計であり、彼の話ではない。17歳...
週刊!タレント解体新書 第44回
マイケル・ジャクソン、プリンス、マドンナ。この3人が1958年生まれの同学年であるということは知られているが、実は久本雅美も同い年だ。今年で58歳を迎えるとは信じられないほどアク...
週刊!タレント解体新書 第43回
かつて彼女は、バラエティの女王と呼ばれていた。大物司会者にいじられれば的確なコメントを返し、おバカタレントとしては数々の偉業を成し遂げ、またMCになった際は進行を務めながらもしっ...
週刊!タレント解体新書 第42回
平井理央の声は、早くも涙で震えていた。フジテレビのアナウンサーになる前、おはガールとして活動していた頃のことを思い出していたのだろうか。2016年4月1日に放送された『おはスタ』...
週刊!タレント解体新書 第41回
かつて、オカマタレントというジャンルがあった。ゲイという言葉はまだ一般的ではなく、LGBTという言葉を誰も知らなかった時代のジャンルだ。それは現在のオネエタレントに系譜としてはつ...
週刊!タレント解体新書 第40回
テレビのタレントの枠のひとつに、バラエティアイドル、というジャンルがある。アイドルが神秘的な存在から素を見せる人間に変化を遂げた1980年代に生まれたこの枠は、かつてはバラドルと...
週刊!タレント解体新書 第39回
2016年の芸能界は、1月から騒がしい。数多くの芸能ニュースやスキャンダルが立て続けに起きているわけだが、その中でも日本国民が固唾をのんで見守ったのがSMAPの解散報道だろう。連...
週刊!タレント解体新書 特別編
2015年もテレビからは多くの番組やタレントが生まれたわけだが、印象に残っているのはお笑い芸人というより、むしろ他ジャンルからのニューカマーかもしれない。たとえば最近テレビで見か...
週刊!タレント解体新書 第38回
先日発表されたORICON STYLEによる「第12回好きな女性アナウンサーランキング」で見事首位を獲得したのは、今年も日本テレビの水卜麻美だった。一昨年、昨年から引き続いての3...
週刊!タレント解体新書 第37回
2015年も、テレビ界には数々のニューカマーが誕生した。だがその中でも誰一人、おそらく本人でさえ、予想しなかったほどの活躍を見せているのが、小説家の羽田圭介だろう。ピースの又吉直...
週刊!タレント解体新書 第36回
2015年11月15日、両国国技館にて、ひとりのレジェンド・レスラーがリングを去った。男の名は天龍源一郎。プロレスファンならずとも、一度は名前を聞いたことがあるのではないか。数々...
週刊!タレント解体新書 第35回
『キングオブコント2015』(10月11日放送、TBS系)で主役の座を射止めたのは、ダークホースともいえる、コロコロチキチキペッパーズだった。2人のキャラクターを生かした設定と4...
週刊!タレント解体新書 第34回
泉ピン子。1947年9月11日生まれの御年68歳。『おしん』(NHK)や『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)といった国民的なドラマの顔であり、近年になっても『マッサン』(NHK)で...
週刊!タレント解体新書 第34回
9月25日の放送をもってテレビ朝日『モーニングバード』が終了した。4年半続いた番組の終了であり、もちろんそれ自体がトピックのひとつではあるが、より大きな意味合いがここにはある。前...
週刊!タレント解体新書 第33回
1994年4月、日本テレビへ入社。『ズームイン!!SUPER』など局の顔ともいえる番組の司会を務め、2011年4月からはフリーに転身。その直後に、テレビ朝日系『モーニングバード』...
週刊!タレント解体新書 第32回
「DAIGOくん、見直したよ。ムチャクチャかっこよかった。みんな勇気もらったと思います。最後までありがとう!」 井ノ原快彦はそう言って、100キロマラソンを完走したDAIGOを抱...
週刊!タレント解体新書 第31回
2015年現在、テレビバラエティの登場人物として主軸を務めているのは、いわゆる「芸人」と呼ばれる職種の人々だ。「ひな壇」や「チームプレイ」といった笑いの取り方はすでに出演者にとっ...
週刊!タレント解体新書 第30回
今年の『27時間テレビ』のテーマは「めちゃ×2ピンチってるッ!本気になれなきゃテレビじゃないじゃ~ん!!」というものだった。番組の全体的な内容や、あるいはそもそもテレビはピンチな...
週刊!タレント解体新書 第29回
今年もまた、『SASUKE』がやって来た。日本が誇る特大スポーツエンタテインメント番組であり、究極のサバイバルアタックであり、そしてある種の人間にとっては、人生を懸けた祭りである...
週刊!タレント解体新書 第28回
6月18日に放送された『HKTのおでかけ!』は「選抜総選挙 歓喜と涙の舞台裏を全て見せますSP」と題して、HKT48メンバーがこのたびのAKB48選抜総選挙について振り返った。そ...
週刊!タレント解体新書 第27回
5月24日に放送された日本テレビ系『スクール革命!』で平愛梨は、自分には兄妹がいるから周りの空気を読んでしまう、と発言した。それを聞いてスタジオは、文字通り変な空気になる。「あま...
週刊!タレント解体新書 第26回
5月12日に放送された日本テレビ系『解決!ナイナイアンサー』にて、ハーフ芸能人を集めた座談会が行われた。人気企画の第2弾で、今回の座談会出演者は植野行雄(デニス)、JOY、春香ク...
週刊!タレント解体新書 第25回
高田純次。「元祖テキトー男」「ミスター無責任」などの異名で知られるこの男は、68歳になってもなお、テレビの第一線で活躍し続けている。こういった年齢になれば少しは落ち着いたり、真面...
週刊!タレント解体新書 第24回
ここ数年、いわゆる“女性タレント枠”は群雄割拠の時代が続いている。女たちが血で血を洗う、まさしく戦国時代だ。今年2月に放送された『時間がある人しか出れないTV』(TBS系)で真の...
週刊!タレント解体新書 第23回
日めくりカレンダー『まいにち、修造!』の大ヒットも記憶に新しい、松岡修造。その熱い人間性は誰もが知るところであり、先行きの見えない現代の日本社会において、一筋の光を常に与えてくれ...
週刊!タレント解体新書 第23回
かつてテレビには、「司会者」という職業が存在していた。たとえば児玉清であり、愛川欽也だ。あるいは大橋巨泉や石坂浩二、草野仁や生島ヒロシもそう呼ばれていた。普段は役者業をしながら、...
週刊!タレント解体新書 第22回
石原良純の露出が、ひっそりと増えている。最近テレビをつけていて、こう思ったことはないだろうか。あれ、また石原良純が出ている、と。それはおそらく気のせいや勘違いではない。現在、石原...
週刊!タレント解体新書 第21回
なんだかしんどい世の中である。どこを向いてもギスギスしている。立場を明確にすることが何よりも求められ、かと言って自分と違う意見に耳を貸すのかと思えばそんなことはなく、壁を挟んだ言...