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ケーシー高峰さん、死去──色褪せないエロと毒舌、伝説となった『報ステ』の一幕

文=日刊サイゾー編集部(@cyzo

ケーシー高峰さん、死去──色褪せないエロと毒舌、伝説となった『報ステ』の一幕の画像1
『ゴールデン☆ベスト 』(EMIミュージックジャパン)

 コメディアンのケーシー高峰さんが8日、肺気腫のため死去した。昨年9月以降、仕事を控えて自宅で療養しており、約1カ月前から入院していた。85歳だった。

 ケーシーさんといえば、白衣姿で黒板やホワイトボードを使い、エロネタを織り混ぜた毒舌の医事漫談で知られる。漫談で連発する「グラッチェ」「セニョール」「セニョリータ」は、流行語にもなった。後年は俳優としても活躍し、80歳を過ぎても現役コメディアンとしてテレビやラジオに数多く出演。最後の仕事となったのは、昨年11月に放送された演芸番組『お笑い演芸館+』(BS朝日)だった。オンエアでは、鼻に酸素吸入器をつけ、椅子に座ったまま漫談を繰り広げるなど、体調が万全でないことをうかがわせていた。

「ケーシーさんの母親は産婦人科医で、兄弟をはじめ一族の多くが医師や歯科医師です。ケーシーさんも母親の意向で日本大学医学部に進学したものの、ジャズやラジオに傾倒し、芸術学部に転部。在学中からジャズクラブなどの司会業で頭角を現しました。医事漫談を始めたのは、医者にはなれなかったけど、白衣を着て親孝行をしたいという思いからだったそうです」(芸能記者)

 そんなケーシーさんだが、記憶に新しいのが、昨年1月に出演した『報道ステーション』(テレビ朝日系)での一幕だろう。報道番組であるにもかかわらず、当時83歳だったケーシーさんが氷点下の雪山で凍えながら下ネタを連発するという、なんともシュールな放送だった。

「『グラッチェ、アミーゴ!』と、往年の決めゼリフで登場したケーシーさんは、地元に伝わる昔話と称して、3人の大名に手込めにされた娘の話を紹介。『報ステ』に相応しくない話題に微妙な空気が漂う中、ダメ押しとばかりに『これを医学用語で“3金交代”という』。メインキャスターの富川悠太アナとサブの小川彩佳アナ(当時)が戸惑うのにも構わず、続けて下ネタを連発。さらにはダウンジャケットの下に、いつもの白衣を着込んでいるという念の入れよう。キャリア的に大御所であるにもかかわらず、雪まみれになりながら一切手抜きナシの中継出演に、現役コメディアンの矜持を感じさせましたね」(同)

 半世紀以上にわたって活躍したドクター・ケーシーの冥福を祈りたい。

最終更新:2019/04/10 17:00

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