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舐達麻(なめだるま)は2019年ベストアルバム獲得でメジャー化なるか? 分断される日本のヒップホップ

文=日刊サイゾー

日本語ラップにおけるメジャーとインディーズ

 “リアルなヒップホップ”を体現するアーティストには、あまり好ましくないようにも見える日本の音楽シーン。しかし、本人たちにとっては、そう悪いものではないようだ。

「CDをたくさん売ることこそが音楽ビジネスにおける成功だった時代なら、メジャーでリリースすることが重要だった。でも、今は配信でもYouTubeでも、いろいろな形で作品を発表する場がある。しかもそれらは基本的にインディペンデントでできること。メジャーの資本がなくても音楽でビジネスができる時代だし、インディペンデントであれば、売上を総取りできる。作品について、レコード会社からとやかく言われることもない。むしろアーティストにとっては、メジャーに行くよりも、旨味があるのです。

 それこそ舐達麻のように、ヒップホップのアーティストは、自分たちの作品に対する信念をしっかりと持っていることが多い。そうなると、インディペンデントでやっているほうが幸せだと思います」(インディーズレーベル関係者)

 その人気の高まっているからといって、無条件にメジャー化するわけではない日本のヒップホップ。これが正解なのかどうかの判断は難しいところだが、アメリカなどのシーンとは異なる独自の形となっていることは間違いない。

「大手メディアに取り上げられなくても、リスナーはネットを介して“リアルなヒップホップ”に触れることはできますからね。分断されているのは、あくまでも“メディア”における問題ということでしょう」(同)

 ヒップホップへの注目度が高まる2020年。“リアルなヒップホップ”を知りたいのであれば、大手メディアで流れるものだけでなく、より積極的に情報を求めていくことが必要になりそうだ。

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最終更新:2020/01/28 10:37
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