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『沼にハマってきいてみた』レビュー

『沼にハマってきいてみた』サバンナ高橋が実践! 家の中でできるZoom遊び

今後、テレビはリモート出演が増えていく?

 MC2人がリモート出演することになった今回。でも、決してテレビの中だけじゃない。われわれもZOOM等のオンライン通話アプリを活用する機会が確実に増えてきている。

 実は、オンライン通話の画面を使ってみんながひとつになる方法があるらしい。というのも、SOUR が10年前に公開した「日々の音色Hibi no neiro)」という曲のMVが今、話題になっているのだ。その内容は、Skypeによる複数のリモート画像を同一の画面の中でつなげ、ひとつのメッセージにするというものである。

 このMVと同じように、われわれも対話中にカメラに顔を近づけ、自分の顔をひとつのパーツにすることでまた新たな顔を作る遊びができるだろう。今回はサバンナ高橋と番組キャラクターのぬっしーが力を合わせ、ひとつの作品を作った。それは、鼻から上がぬっしーで鼻から下は高橋というユニークな顔である。これが、見事にきれいに決まったのだ。

「人気のない覆面レスラーみたいになりましたね(苦笑)」(高橋)

 確かに、“ぬっしー仮面”というかパーマンみたいというか……。これを機に、ぬっしーの被り物グッズを販売してみてもいいかもしれない。

 さらに、高橋らは別の楽しみ方も実践した。あらかじめそれぞれが同じ物を持っていて、4分割した画面を超えてあたかも縦横にそれを渡していくという遊びである。今回はトイレットペーパーを4人が順繰りに受け渡していった。すると、アンカーの桜井は高橋から受け取ったトイレットペーパーをバウムクーヘンに変えて食べるというオチを編み出したのだ。

「バウムクーヘンやないかーい! おいしいですー」(桜井)

 ちなみに、「日々の音色Hibi no neiro)」MVを制作した監督は、NHK連続テレビ小説『スカーレット』オープニングを担当したクリエイターの川村真司である。

「MVを作った10年前は、まさかこんな世の中になると思っていませんでした。ちょっと悲しいですけど、会えないはずの人と映像でつながれるのはとても楽しいことです。皆さんも新しい映像表現を考え、ちょっとでも楽しく過ごせていただけたらいいなと思っています。ぜひ、真似して楽しんでみてください」(川村)

 家にこもり、つらい思いをしている人は多い。でも、せっかくなら家にいてできる楽しいことをたくさん試したほうがいいと思うのだ。

 MCがリモート出演という形になった今回の沼ハマ。テレビ電話なのでトーク中にラグが起き、かみ合わなくなることもしばしばあったが、それは仕方のないことである。しばらくテレビは、このようなリモート対応かもしくは再放送が多くなっていくだろう。

寺西ジャジューカ(芸能・テレビウォッチャー)

1978年生まれ。得意分野は、芸能、音楽、格闘技、(昔の)プロレス系。『証言UWF』(宝島社)に執筆。

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最終更新:2020/04/27 09:20
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