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週刊誌スクープ大賞

新聞社にジャーナリズムの矜持があるのなら、黒川検事長と賭け麻雀した自社の記者を解雇すべき

 ということで、今週の注目記事へ行こう。

 サンデー毎日では、植田耕一郎日本大歯学部摂食機能療法学講座教授が、唾液こそが健康のカギを握る多くの成分が含まれているとして、唾液ストレッチなるものを提唱している。

 唾液は、生体防衛機構、つまり、自己免疫機能という重要な役割を担っているというのである。

 唾液には、老化を防いだり、口の中に異物を発見すると、吸着して粘膜にくっつかないように防御してくれる「門番」の役割なのだというのである。

 そのためには口の中が乾かないようにしておかなければいけない。そのためのストレッチをやるといいというのだ。

 まず「ウー」「イー」と声に出し、頬を膨らませ、すぼめ、舌を思いきり前へ突き出して、唇の上下左右を舐めるのだ。

 たしかに、年を取ると、唾液が出にくくなり、誤嚥性肺炎になりやすい。このぐらいのストレッチを毎日少しの時間でもやれば、唾液が出て、免疫力も高まるというのだから、すぐにやってみようではないか。

 さて、ついに夏の甲子園も中止が決まった。監督から聞いて、泣きじゃくる高校球児たちの姿がテレビで流れたが、声を掛けることさえ出来そうもない。

 私も、高校時代には、硬式野球部に入り、一応甲子園を目指したことがあった。

 たしかに甲子園には真夏が似合う。週刊朝日によれば、100年を超える高校野球の歴史の中で、中止されたのは3度。

 18年の米騒動による中止、41年の戦時中の深刻化による中止、そして今回が79年ぶりの中止になるという。

 有望選手たちは、リトルリーグからリストアップしているから、スカウトたちは、この中止でも大きな影響はないという。

 だが、真夏の大観衆が見守る中で、普段の力を出せない選手もいれば、普段以上の力を発揮する選手も必ず出て来る。

 大舞台に強い、運を持っている選手を見出すことは、甲子園でなければできないはずだ。

 県では、独自に県大会をやり、優勝校を決めるというところも出てきてはいるが、ほとんどの県では、それだけのカネを出せないだろう。

 甲子園を経験せず、ドラフトで指名されて入団してきた選手たちが、どれぐらい活躍できるかも注目であろう。

 もっとも、甲子園に出られずに、プロ入りして活躍する選手も多くいるのだから、そう心配することはないのかもしれないが。

 ところで、コロナで亡くなった志村けんが、初主演するはずだった山田洋次監督の『キネマの神様』に、沢田研二が代役で出ることになった。

 志村と沢田が知り合ったのは50年も前になる。大スターだった沢田のショーに、まだドリフターズの付き人だった志村が、合間にコントを披露させてもらったという。

 その後、『全員集合』で国民的な人気者になったドリフの志村と沢田がコントをやりだし、これがバカ受けした。

 演出家・久世光彦(故人)の妻が、「沢田さんは志村さんをすごく尊敬していたので、引き受けた気持ちも分かるような気がします」と語っている。

 私は、沢田の映画は『太陽を盗んだ男』(79年)しか見ていないが、太って白髪、71歳のジュリーが、どんな演技を見せるのか、楽しみではある。

 石田純一(66)が新型コロナウイルスに罹り、一時は心配されたが、現在は自宅で隔離療養中だそうだ。新潮で、「肺炎地獄」から生還した経緯を話している。

 彼は、沖縄に冷麺店を経営しているという。4月12日に、その店に顔を出した頃から元気がなかったが、東京に戻った14日に熱が38・8度出て、カミさんが病院などに100回以上も電話したが、公的機関には全然つながらなかったという。

 結局、懇意にしている医者のいる病院に入院する。やっぱり、人生で持っておいた方がいい友人は、医者と弁護士だね。

 脈拍が160にまで上がり、息子に遺言をメールしたこともあった。肺がかなり悪く、医者も「だめかもしれない」と思ったことも。アビガンは入院初日から飲み始めたそうだ。服用前には「望んで投与の治療を受ける」という書類にサインした。

 ICUまでには入らないで退院できた。石田はタバコは吸わず、毎日5キロ走っていて、健康には気を使っていたそうだが、コロナは容赦ない。

 さて、テレビに出るというのは大変なことだなと思う。NHKの“朝の顔”近江友里恵アナ(31)のことだ。入社して桑子真帆の後釜として『ブラタモリ』のアシスタントをやり、有働由美子の後任として、『あさイチ』のMCになった。

 まあ、NHKによくいるタイプの女子アナだが、あまり出しゃばらないのがいいのか。

 浮いた噂もなかったというが、新潮によれば、昨年春に15歳も年上の局員と結婚し、夫は、仙台放送局に勤務しているそうだ。

 目出度いと思うが、あまりに年上のなので、近江の家族が難色を示したそうだ。反対を押し切り結婚したが、今度は、夫が、後輩の女性ディレクターと頻繁に一緒にいるところを目撃されているというのである。

 すわ、「青葉城不倫」かと新潮が駆け付けると、夫君は、当然ながら不倫などではないと否定する。真偽は定かではないが、いいじゃないの、ほおっておいてあげれば。

 石田純一も飲んだというアビガンだが、安倍首相は承認を急いでいるが、強い副作用もあり、効果なしという意見も多いようだ。レムデシビルというのはトランプ大統領が飲んでいると喧伝して有名だが、やはり有効性には疑問符がつくようだ。

 フサンという急性膵炎の治療薬に期待が高まるっているという。ウイルス感染を防ぎ、血液が凝固するのも防ぐ作用があることがわかってきた。

 今一つが、リウマチの治療薬であるアクテムラ。ウイルスの欠片が血管の内側に付着すると、免疫の働きを高めるたんぱく質が分泌されるが、過剰に働くと、血管内皮を傷つけたりする。アクテムラは、過剰に働くことを防ぐというのである。

 何でもいいから、早く治療薬をつくってほしいものだ。

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