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小池百合子都知事、圧勝再選を果たすも都議補選惨敗でレームダック化へ一直線

文=日刊サイゾー

小池百合子都知事

 7月5日投開票の東京都知事選で、歴代2位の366万票を獲得し、再選を果たした小池百合子東京都知事。新型コロナウイルス対応のため、街頭演説は一切行わず、動画で呼びかけたり、討論会にリモート出演するにとどめた上での横綱相撲だった。

「さすがに終盤は”血”が騒いだようで、衆院議員時代の地元・豊島区を公務として訪れています。直前の7月3日には、『感染防止大会』という意味不明な集会が豊島区主催で開かれ、顔を出しました」(都庁担当記者)

 意気揚々と二期目を迎えたかに見える小池氏だが、この先は決して安泰ではないようだ。というのも、知事選と同日、都内4カ所の都議補選の投開票も行われたのだが、そのすべての議席を自民がとったのだ。

 前出の記者が続ける。

「これまで123議席のうち、小池氏が特別顧問の都民ファーストの会が50議席、公明が23、自民が22で、都民ファと公明で知事与党を組んでいました。ところがこの補選の結果により、127議席のうち自民が26議席と都議会第2党となった。第1党が議長、2党が副議長の慣例からすれば、副議長が公明から自民に代わることになるのです」

 4年前の都知事選で、小池氏は都議会自民党を「ブラックボックス」とこき下ろして「小池劇場」を巻き起こした。自民党の二階俊博幹事長とは蜜月な関係を築いたことで、今回の選挙では対抗馬の擁立を防いだわけだが、現場の都議会・自民は未だ恨み骨髄で、ファイティングポーズを崩していない。

「来年夏には都議選があり、それに向けて各党は存在感を出そうと躍起になる。自民は知事批判を一層先鋭化するし、与党の公明はコロナ対策でバンバンおカネを出させて、自らの手柄にしていく。東京都は私立高校授業料無償化を、公明党の言うがままに世帯年収760万円を910万円に引き上げた過去がありますしね。都の『貯金箱』ともいうべき財政調整基金は9,000億円あったものが、コロナ対策によって800億円ほどに減っており、無い袖は振れない状況。小池都知事はがんじがらめになってしまうのです」(前出の記者)

 加えて、小池都知事が頭を抱えるのは自身が立ち上げた都民ファの弱さだ。北区の補選に、小池氏に元秘書で元タカラジェンヌの天風いぶき氏が立候補したものの、候補者5人中4位という大惨敗を期している。そもそも都議会第1党でありながら、他の3選挙区には候補者擁立もできなかった。

「小池氏が圧勝しただけに、都民ファはむしろ嫌悪感を持たれているということでしょう。多くが新人で地盤がないだけに、次期都議選は焼け野原になるのは自明です。一方で、小池氏は都議選後、3年も任期が残っている。レームダック化する可能性が高い」(同前)

 当選後、テレビ局などのインタビューの「4年の任期を全うするか?」の問いに、決してイエスとは言わず、言葉をはぐらかした小池氏。放り出すのも時間の問題のように見えるが……。

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最終更新:2020/07/06 22:00

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