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週刊誌スクープ大賞

永田町のボス猿談合で選ばれた菅政権、密室談合で総裁を決めるやり方は国民を蔑ろにしている!

「週刊文春」(文藝春秋)2020年9月10日号より

今週の注目記事・1「二階が牛耳る菅『談合政権』の急所を撃つ」(『週刊文春』9/10日号)「『菅義偉』総理への道―-日々没するニッポン」(『週刊新潮』9/10日号)「官僚の下僕化さらにひどく――菅政権は安倍政権以上に危険」(『サンデー毎日』9/20日号)「河井前法相事件、森友、桜を見る会など負の遺産は?」(『週刊朝日』9/18日号)「『安倍辞任当日』から永田町に出回った菅内閣<閣僚名簿>の腐臭」(『週刊ポスト』9/18・25日号)「<内幕ドキュメント>菅と二階『お主もワルよのう』政権誕生」(『週刊現代』9/12・19日号)「<大予測>10・25総選挙、自民圧勝『310議席超え』」(『週刊現代』9/12・19日号)「NHKでも地殻変動、『総理側近』記者が交代していた」(『週刊現代』9/12・19日号)

同・2「『なんでできねえ!』坂上忍パワハラに『もう限界』フジ内部調査」(『週刊文春』9/10日号)

同・3「女帝栄えて国滅ぶ!『小池百合子』が欲しがる生け贄」(『週刊新潮』9/10日号)「女帝・小池百合子との潰し合いが過熱する-あの女は寝首をかく」(『週刊ポスト』9/18・25日号)

同・4「堤礼実アナ&ベイスターズ神里和毅、自宅デートで密かに愛をはぐくみ中」(『フライデー』9/18日号)

同・5「片岡愛之助、モデル美女と1年半『もっと送って』エロLINE」(『FLASH』9/22日号)

同・6「これで『憲法改正』を幕引きにしていいのか 佐伯啓思京都大学名誉教授」(『週刊文春』9/10日号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週は菅義偉新政権誕生の話題でもちきり。

 順位をつけるまでもないので、まるごと菅特集を1本にまとめてみた。

 まずは、菅ではなく、安倍首相がなぜ憲法改正ができなかったかについて論じた新潮の記事を紹介しよう。

 佐伯啓思京都大学名誉教授は、改正できなかったのは「安倍だったから」だというのだ。

 一番の理由は、国民が憲法に不満を抱いていないからだが、平成26年に安保法案が成立して集団的自衛権が容認されたことが大きいという。

 安倍としては、改憲までの「暫定措置」だと考えていたのだろうが、改憲に向けた国民的議論の熱を冷ますことになった。

 安倍がトランプ大統領と親密な関係を築き上げ、日米関係を強固なものにしてしまったため、日米が盤石であればそれでいいではないかという意識が国民の間に生まれた。

 さらに安倍は、改憲の『本丸』である第九条2項を残したまま、自衛隊を明記するという案を示したため、国民的議論の盛り上がりに欠けたというのである。

 したがって、安倍だから改憲論議は広がらず、結果的に戦後レジームの固定化につながるという皮肉な因果になったと分析する。

 いわれてみれば、安倍が「改憲」「改憲」と力めば力むほど、改憲から遠ざかっていった。次の菅は、どう考えるのだろうか。

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