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ニューヨークのYouTube映画『エレパレ』が大反響! 東京03飯塚、藤井D、RGも絶賛で『カメ止め』の再来か

 M-1決勝進出も決まり快進撃が続くお笑いコンビ・ニューヨーク。彼らの公式YouTubeチャンネルで公開されたドキュメンタリー映画『ザ・エレクトリカルパレーズ』が、本格的に各方面で話題となっている。

 吉本興業の養成所NSCの中で生まれた“ザ・エレクトリカルパレーズ”という集団の真実に迫るこの作品。おそろいのTシャツを着て、オリジナルソングを歌い、養成所の中で目立つ存在だった“エレパレ”のメンバーたちは何を思っていたのか、同期のNSC生たちはどんな思いでエレパレを見つめていたのか──。ニューヨークが聞き役となり、芸人や関係者の証言を集めることによって、その謎を紐解いていく。

 NSCという狭い空間の中で繰り広げられた人間関係をあぶり出すとともに、多くの人々が青春時代に感じていたさまざまな気持ちを思い起こさせる作品であると、公開当初から話題を呼んでいた。2時間という長尺の動画だが、11月6日の公開から約3週間で再生回数は20万回を突破している。

 このエレパレ人気は、吉本外の芸人にも波及。人力舎所属の東京03・飯塚悟志はツイッターで〈話題のエレパレ見たけどめちゃくちゃ面白かった!〉とコメント。TBS系『水曜日のダウンタウン』を手がけるテレビディレクターの藤井健太郎氏も〈朝からエレパレ話で大盛り上がりの芸人楽屋。新情報も入手〉とツイッターに投稿しており、こちらもエレパレにハマっている様子だ。

 ニューヨークの先輩にあたる吉本興業所属のレイザーラモンRGは、自身がレギュラー出演する静岡放送のラジオ番組『内山絵理加のふくわうち』の11月26日放送回において、約20分にわたりエレパレトークを展開。最終的に号泣するという異常なまでのハマりっぷりを見せていた。

 また、11月29日に配信された『ニューヨークのニューラジオ』では、自主映画によるコンペティションを行っている『中之島映画祭』へ出品したことが明かされた。さらに、放送文化に貢献した優秀な番組を表彰する『ギャラクシー賞』への応募を画策しているとのトークも展開された。

「口コミでどんどん広がっていくさまは、2013年の『劇場版テレクラキャノンボール2013』や、2018年にヒットした上田慎一郎監督の『カメラを止めるな!』を彷彿させます。ちなみに、藤井健太郎ディレクターは『テレクラキャノンボール』のオマージュとして『芸人キャノンボール』(TBS系)という番組を作っているし、上田慎一郎監督は『中之島映画祭』でグランプリを獲得しています。まさに、エレパレはこの2作品に続くものと言えるわけです。藤井ディレクターなどは、エレパレを題材にテレビで何らかの企画をやる可能性もあるのではないでしょうか」(劇場関係者)

 ニューヨークは、今年『キングオブコント』で準優勝したことも追い風となり、メディア登場の頻度が激増中。エレパレ人気に拍車をかけている。

「彼らはYouTubeでの活動にかなり力を入れていて、企画もおもしろい。芸人の裏側を知ることができるYouTubeチャンネルとしては、おそらくNo.1なのではないかとさえ言われている。メディア登場の機会が増えれば、当然ながらニューヨークのYouTubeチャンネル登録者数も増えるだろうし、エレパレの再生回数も増えていくでしょう」(テレビ局関係者)

 この年末年始に、本格的なエレパレ旋風が巻き起こるかもしれない。

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最終更新:2020/12/03 13:00
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