日刊サイゾー トップ > カルチャー  > ゲームストップ騒動、ネトフリ以外も映像化に参戦?

ネトフリが米ゲームストップ騒動を映像化!? 他社も参戦しバトルか

GettyImagesより

 2021年1月後半の話題といえば、音声版ツイッターともいわれる『Clubhouse』の急激な広まりと、今回取り上げるゲームストップの株(GME)騒動で間違いないだろう。

 ゲームストップ(GameStop)は、アメリカのテキサス州に本社を持つビデオゲーム小売店。日本では、ちょっと昔でいうファミコンショップ、現代でいうゲオやTSUTAYAのゲームコーナーのようなイメージで概ね合っている。

 しかし規模が違う。1984年に設立されたゲームストップは、アメリカ以外の展開も積極的で、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、イギリスなど世界各国に店舗を持っており、世界最大級のビデオゲーム小売店に成長した。だが、日本展開はしていないため、今回の騒動ではじめて、ゲームストップの名を知った人もいるだろう。

 実際、筆者はアメリカのゲームストップに行ったことがあるが、ゲームソフト・ハードに加えて、フィギュアやTシャツなどのゲームグッズも販売しており、取材に海外へ行ったときには、近くにゲームストップがあれば必ずと行っていいほど立ち寄っている。

 で、なんで同社の株が騒動になってのか? まず、大まかに説明すると、去る1月28日に前触れなくゲームストップ株が急騰、そしてその後急落した騒動を指す。

 この背景には、インターネット上で集まったアマチュア投資家たちの動きがある。ウォール街のヘッジファンドに大損させることを目的に、彼らが結託。同社の株を彼らが買い上げたことでこの騒動が起こった。

 しかし、世の中はオンライン時代で、ゲーム販売も各種ストアなどでのダウンロード販売が浸透してきている。事実、PS5にはデジタルディスクを持たないエディションもあるぐらいだ。ましてや、新型コロナウイルスの影響で、ゲーム需要は上がっているものの、わざわざ小売店に足を運ぶ人が減っている状況下。

 当然、ゲームストップの業績は奮っておらず、突如として急上昇した株価は大きな話題となった。

 株の仕組みなどについては詳しい専門の記事を参照してほしいが、特筆すべきは早くもこの騒動を映像化する動きがアメリカで出てきている点だ。

 この映像化に乗り出しているといわれているのは、あのNetflix。この騒動は、“空売りを仕掛けた大手ヘッジファンド vs それに抵抗するネットコミュニティ”の対決という見方ができることもあって世界中から関心が寄せられており、早期の映像化はヒットする可能性大だ。

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