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『チコちゃんに叱られる!』北海道上空に浮かぶ大泉洋、ミスター…『水どう』推しの国土交通省

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『チコちゃんに叱られる!』(NHK)

 4月2日に放送された『チコちゃんに叱られる!』(NHK)で、番組は遂に放送4年目に突入。もっと以前からやっている印象だが、レギュラー放送は2018年4月13日からスタートらしい。

 そんな記念すべき今回のゲストは、“ゲゲゲの女房”こと松下奈緒。彼女とチコちゃんの“中の人”木村祐一はドラマ『レッドアイズ 監視捜査班』(日本テレビ系)で共演した間柄である。そして、もう1人のゲストは『有吉のお金発見 突撃!カネオくん』(NHK)の常連でもある伊集院光。チコちゃんは伊集院のことを落語家時代の「三遊亭楽大」と呼んだが、現在、この名前はしっかり別の人が引き継いでいる模様。

 それにしても、ゲスト2人の身長が高い! 隣に伊集院がいるから松下が小さく見えるかと思いきや、やはり彼女は大きいままだった。MCである岡村隆史の倍近くに見えるほどだ。

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 この日最初のテーマは「炭酸飲料を飲んだ時のシュワシュワってなに?」という疑問で、チコちゃんが発表した答えは「水素イオンがチクチクするから」だった。これには松下も伊集院も正解することができず。さすがのうんちく王でもわからなかったか……。

 詳しく教えてくれるのは、東北大学の駒井三千夫名誉教授だ。曰く、炭酸飲料の蓋を開けたときやコップへ注いだときにブクブクと泡が見えるが、あれは二酸化炭素らしい。高い圧力をかけると低い温度の水にたくさん溶けるという二酸化炭素の性質を利用し、大量の二酸化炭素を水に溶かしているのが炭酸飲料である。それが我々の手元に届くまでに温度が上がり、そして蓋を開けた瞬間に気圧は急激に低くなる。無理やり溶かし込まれた二酸化炭素はそのとき、一気に気体に戻ろうとするのだ。炭酸飲料を開けるときにプシューと音がするのは、気体に戻った二酸化炭素が勢いよく出てくる音ということ。注いだときの泡は、注がれた衝撃で液体の中の二酸化炭素が集まって見えている泡だ。

 では、二酸化炭素の泡が口の中ではじけるのがシュワシュワの正体なのか? 

「いいえ、それは違います。二酸化炭素の泡だけで、実はシュワシュワ感は起こりません。口の中で感じるシュワシュワは全く別のものなんです」(駒井先生)

 人類が二酸化炭素入りの飲み物を飲むようになって数千年。以来、シュワシュワ感の正体は口の中で泡がはじけたときの刺激とずっと思い込まれてきた。しかし1993年、アメリカの研究者と共にそうではないと解明したのが駒井先生だった。

「あの炭酸のシュワシュワ感は、口の中で水素イオンがチクチクするから起こるんです。炭酸飲料を飲むと口の中の酵素が反応して水素イオンが生まれるんです。そして、その水素イオンが口の中を刺激することでシュワシュワ感を感じるんです」(駒井先生)

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