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『チコちゃんに叱られる!』三原じゅん子の名言「顔はヤバいよ、ボディをやんな」を思い出す、危険すぎる演出にア然

「#●●」を考案した“ハッシュタグの始祖”が登場!

 この日最後のテーマは「SNSで見かけるあの記号『#』ってなに?」という疑問だ。回答者に指名された大島は「(あの記号の意味は)1音上げるか下げるかですよね」と答えたが、これは誤り。チコちゃんが発表した正解は「もともとは重さのポンド」だった。

「#」のマークを「シャープ」と呼ぶ人が多いが、コンピューターの世界では「ハッシュ」あるいは「ナンバーサイン」と呼ぶことが多い。「#(ハッシュ)」とは、もともと重さを表すPound(ポンド)の記号だそう。Poundとはラテン語の「Libra Pondo(リブラポンド)」の略で、16世紀ごろまでは略さずそのまま文字で書いていたが、やがて「Libra」の「l」と「b」に横棒を加えた記号で重さのポンドを表す方法が定着した。

 この筆記体の略語がSNSなどで見かける#に変わっていき、今ではコンピューター用語で「ハッシュ」と呼ばれているのだ。そして、もともと重さの記号だった#はやがて便利な記号として使われるようになる。例えば、重さの他には番号の意味がある。ただ、電話でよく「シャープを押して」と言われるが、こちらは本来「#」ではなく番号を表す「♯(ナンバーサイン)」のはず。ドラマの話数を♯1、♯2と表示するのと同様だ。「#(ハッシュ)」と「♯(シャープ)」では傾きの角度が違い、厳密に言うと両者は違う記号である。卍とハーケンクロイツみたいなものと言えばわかりやすいかもしれない。

 SNSでは#を使うことが多い。元来は番号を表す記号なので、#の後は数字が来なければおかしい。でも、SNSでは#の後にひらがなや漢字などが来る。これが、いわゆるハッシュタグだ。実は、このように使われるきっかけがあるのだ。そして、最初に使った人もわかっている。世界で最初にハッシュタグを用いたつぶやきは以下である。

 確かに、ツイートの中に「#barcamp」のハッシュタグがある。日本語に訳すと「イベントのバーキャンプについて語るとき#をつけ『#Barcamp』とするのはどうだろう?」という提案のようだ。なんか、文章を読むとハッシュタグは苦肉の策だったっぽいな……。また、ツイートは2007年8月24日に発信されている模様。Twitterは2006年からのスタートなので、ハッシュタグはかなり初期に生まれたものということもわかった。

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