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エバーテイルの広告動画を見てインストールしたら、ホラー要素もドットグラフィックもないゲームだった

エバーテイルの広告動画を見てインストールしたら、ホラー要素もドットグラフィックもないゲームだったの画像1 スマホ用RPG『エバーテイル』をご存知だろうか? ゲーム名を聞いてピンとこなくても、「ポケモン風ホラーゲームの広告のゲーム」といえば、わかるのではないだろうか。この『エバーテイル』は、TCG(トレーディングカードゲーム)+ターン制コマンドバトルが組み合わさった本格的なタイトルで、ゲーム性も高い。

 しかし、検索で出てくるのはこのゲーム性よりも、広告に関するトピックが上位に来ている。いったい、どういった経緯でこうなっているのだろうか。

ホラー要素にドットグラフィック、でも実態は異なる

 エバーテイルは、iOSおよびAndroid向けのスマホゲーム。魔族たちが各地で襲撃を始め、村を焼かれた主人公と幼なじみが王国の「赤竜騎士団」に加入して平和のために戦うというストーリーからもイメージできるとおり、王道RPGになっている。

エバーテイルの広告動画を見てインストールしたら、ホラー要素もドットグラフィックもないゲームだったの画像2

 実際、ストアの説明文を見ても、

・ポチポチじゃなく、縦横無尽にフィールドを歩き回りたい
・モンスターを育てて進化させたい
・普通にRPGを遊びたい

 という要素を求めている方におすすめのゲームであると書かれている。

 なのに、なぜ検索すると広告の話題が出るのだろうか?

 本作は積極的に動画プロモーションを行っており、その動画がゲーム本作とはかなりかけ離れた内容になっていたためだ。

 例えば、エバーテイル公式が投稿しているこの動画を見てほしい。

 この20秒程度の動画から受ける印象としては、ホラー、ポケモン、ドットグラフィックなどがではないだろうか。実際、広告で使用されている音楽もホラーをイメージさせるBGMだし、メッセージ類も動画内の画面イメージに合わせてドットグラフィックで統一されている。

 この一連の動画プロモーションは、ツイッターにとどまらず、YouTube上でも展開されたため、目にした方も多いだろう。実際、YouTube上には「エバーテイル広告の詰め合わせ」といった動画もアップロードされているぐらいだ。

 ところが、実際に配信されているエバーテイルは、ホラー要素はゼロ、グラフィックも現代流の美しいもので構成されている。エバーテイルのゲーム性自体は悪いものではないのだが、あまりにも広告と実態がかけ離れている印象があり、「広告のゲームを出してくれ」といった批難めいたコメントが見受けられる。

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